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【美容】美容サプリの表示(機能性表示食品・トクホ)の読み方

ロコ
ロコの結論
「肌の潤いを守る」と書かれたサプリ、気になりますよね。サプリには、国が許可したトクホ、事業者が届け出た機能性表示食品、それ以外の健康食品などがあって、表示の意味が違うんです。どれも食品で、薬のように肌の悩みを治すものではありません。

コンビニでもドラッグストアでも、「美肌」「うるおい」「透明感」と書かれたサプリや飲みものがたくさん並んでいます。コラーゲン、ヒアルロン酸、セラミド、ビタミンC。飲むだけで肌がきれいになるなら、試してみたいですよね。でも、その表示が何を意味しているのかを知っておくと、お金の使い方を選びやすくなります。

表示の違い

区分 どんなもの 表示できること
特定保健用食品(トクホ) 国が、効果や安全性を審査して、表示を許可した食品 許可された保健の用途
機能性表示食品 事業者が、科学的な根拠などを消費者庁に届け出た食品。国が個別に審査・許可したものではない 届け出た機能性(例:肌の潤いを守るのを助ける)
栄養機能食品 決められたビタミン・ミネラルを、決められた量含む食品 決められた栄養成分の機能
いわゆる健康食品 上のどれでもないサプリ・健康食品 機能を表示できない

美容のサプリでよく見るのは、機能性表示食品と、いわゆる健康食品です。

機能性表示食品の読み方

見るところ 分かること
届出番号 消費者庁のサイトで、届け出の内容を確かめられる
機能性の表示 「〇〇を含むので、肌の潤いを守るのを助ける機能があることが報告されています」など
対象の人 「肌の乾燥が気になる方」など
1日の摂取目安量 量を守る
注意事項 病気の人・妊娠中・薬を飲んでいる人など

機能性表示食品は、事業者の責任で届け出たもので、国が効果を保証したものではありません。消費者庁のサイトで、届け出の根拠となった情報を見ることができます。

言えないこと

表示・広告の言葉 考え方
「シミが消える」「シワがなくなる」 食品では、病気の治療・予防や、医薬品のような効果は言えない
「飲むだけで美肌」 根拠を確かめる
体験談だけ 個人の感想
「医師も推薦」 根拠にはならない

気をつけたいこと

気をつけたいこと 理由
飲み合わせ 薬との組み合わせで、はたらきが変わることがある
過剰摂取 いくつものサプリで同じ成分が重なる
持病・妊娠中・授乳中 注意事項を見る・医師に相談
体調の変化 飲むのをやめて、医療機関へ
定期購入 「初回〇〇円」が定期購入の条件になっていることも

定期購入のトラブルについては「SNSの広告・モニター募集・『今日だけ割引』で気をつけること」に。

コラーゲン・ヒアルロン酸を飲むと?

成分 考え方
コラーゲン 飲んだコラーゲンが、そのまま肌のコラーゲンになるわけではない
ヒアルロン酸・セラミド 機能性表示食品として「肌の潤いを守るのを助ける」と届け出ているものもある
ビタミンC 足りない人が補う意味はある。食事で十分なことも多い

食事との関係

サプリは、食事のかわりにはなりません。極端な食事制限をしながらサプリで補う、という方法は、肌にも体にもおすすめできません。肌と生活の関係は「睡眠・食事・ストレスと肌、どこまで関係する?」に。

サプリに頼りたくなる気持ち

美容のサプリメントは、飲むだけで手軽に続けられることから、人気があります。忙しくてスキンケアや食事に気を配る余裕がない、何か一つでも肌にいいことをしたい、という気持ちから手に取る人も多いでしょう。

ただ、サプリは薬ではありません。機能性表示食品やトクホにも、表示できることには決まりがあり、病気を治す・予防するといった効果をうたうことはできません。「飲むだけで肌がきれいになる」「1か月で変わる」といった強い言葉の広告を見たら、表示のルールから外れていないか、一度立ち止まって確かめてください。

消費者庁は、健康食品の広告で、根拠がないのに効果をうたう表示や、定期購入のトラブルについて注意喚起しています。お得な初回価格につられて申し込んだら、解約できない定期購入だった、という相談も多く寄せられています。

広告で気をつけたい言葉

言葉の例 考え方
「飲むだけでやせる」 食品で、そうした効果は表示できない
「医師も推薦」 誰が、何を根拠に推薦しているか
「〇日で実感」 個人の感想の可能性
「今だけ半額」 定期購入の条件を確かめる
「芸能人も愛用」 効果の根拠にはならない

定期購入の確認ポイント

確かめること
何回受け取ることが条件になっているか
2回目以降の価格
解約の方法(電話だけ・期限があるなど)
解約できる期限
返品できるかどうか

申し込む前に、最終確認の画面を画像で保存しておくと、トラブルになったときに役立ちます。困ったときは、消費者ホットライン「188」に相談できます。

薬との飲み合わせ

例 気をつけたいこと
ビタミンAを多く含むもの 妊娠を考えている人はとりすぎに注意
ハーブ系のサプリ 薬の効き方に影響するものがある
鉄・亜鉛 とりすぎると体調不良の原因に

ふだん薬を飲んでいる人は、サプリを始める前に、医師や薬剤師に聞いておくと安心です。

よくある疑問

機能性表示食品なら効く?

届け出の根拠となった研究で、一定の結果が報告されている、という意味です。誰にでも効くと保証されたものではありません。

高いサプリほど効く?

値段と効果は比例しません。表示の区分と、届け出の内容で比べてください。

いくつものサプリを一緒に飲んでいい?

同じ成分が重なったり、薬との組み合わせで問題が起きたりすることがあります。薬剤師に相談してください。

体調が悪くなった

飲むのをやめて、医療機関を受診してください。飲んだサプリの包装を持っていくと、成分を確かめてもらえます。

サプリを飲むのをやめたら、肌は元に戻る?

サプリだけで肌が大きく変わることは少なく、やめたことで急に変わることも多くはありません。食事・睡眠・スキンケアの基本を続けることのほうが、肌の状態には大きく関わります。

相談できるところ

悩み 相談先
飲み合わせ・選び方 薬局の薬剤師
体調の変化 医療機関
定期購入・解約のトラブル 消費者ホットライン188

美容サプリは食品です。表示の区分と届け出の内容を見て、食事のかわりにしないこと。それだけで、お金の使い方の失敗が減ります。

出典

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