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【美容】女性の薄毛とは

ロコ
ロコの結論
分け目が広くなった気がする、髪のボリュームが減った。女性の薄毛は、男性と見え方や原因が違うことが多く、ひとりで悩んでいる人が多いんです。病気が原因のこともあるので、まずは皮膚科で相談するのが近道です。

髪を結ぶとき、束が細くなったと感じる。分け目の地肌が透けて見える。シャンプーのとき、排水口にたまる髪の量が増えた気がする。女性の薄毛は、人に相談しにくく、「年齢のせい」と我慢している人が多いです。

女性の薄毛の主なタイプ

タイプ 特徴 よくある時期・きっかけ
女性型脱毛症(FAGA・FPHLとも呼ばれる) 分け目・頭頂部を中心に、全体的に薄くなる 年齢とともに。閉経の前後に気になる人が多い
産後の抜け毛 出産の数か月後に、まとまって抜ける 出産後。多くは時間とともに落ち着く
円形脱毛症 丸く、急に抜ける 年齢を問わない
牽引性脱毛症 髪を強く引っぱる髪型で、生え際などが薄くなる きつく結ぶ・エクステ
休止期脱毛 一時的に抜け毛が増える 病気・高熱・急な体重減少・強いストレスのあと
ほかの病気・薬によるもの 甲状腺の病気・貧血・薬の影響など ―

日本皮膚科学会の「皮膚科Q&A」でも、脱毛症にはいろいろな種類があり、原因によって治療が違うと説明されています。

皮膚科で相談できること

できること 中身
どのタイプの薄毛かを診る 頭皮や髪の状態を見る
血液検査など 甲状腺・貧血などほかの病気が隠れていないか
治療 円形脱毛症など、保険が使える治療もある

まず皮膚科で、病気かどうか、どのタイプかを診てもらうのが近道です。

自由診療の治療

女性型脱毛症などには、自由診療の治療も行われています。

治療の例 考え方
塗り薬(ミノキシジルなど) 女性向けの濃度の市販薬もある。使い方を守る
飲み薬・サプリ 医師の判断で。男性用の薬の中には女性が使ってはいけないものもある
頭皮への注入治療 自由診療。費用とリスクを確かめる

男性のAGAの薬(フィナステリドなど)は、女性、とくに妊娠の可能性がある人は使ってはいけないとされているものがあります。パートナーの薬を使ったりしないでください。

費用の考え方

自由診療の薄毛治療は、続けて使うことが前提のものが多いです。月あたりの費用と、何か月・何年続けるかで総額を考えます。オンライン診療で、薬が定期配送になるトラブルも報告されています。「オンライン診療の美容:薬の定期配送で困ったら」も読んでください。

ふだんのケア

すること 理由
きつく結ばない 牽引性脱毛症を防ぐ
分け目をときどき変える 同じところに負担をかけない
頭皮をやさしく洗う ゴシゴシこすらない
極端な食事制限をしない 栄養不足で抜け毛が増えることがある
睡眠 からだの回復

ヘアスタイルの工夫

工夫 中身
分け目をジグザグにする 地肌が見えにくい
根元を立ち上げて乾かす ボリュームが出る
短めのレイヤー 軽く見える
部分ウィッグ・ヘアパウダー 気になる部分だけ

美容院で相談すると、薄さが目立ちにくいカットやスタイルを提案してもらえます。

パートナーとのこと

よくあること 考え方
頭頂部を見られるのが気になる 気にしていることを伝えると、相手も配慮しやすい
相手に髪のことを言われて傷ついた 傷ついたと伝えていい
治療の費用 自分のことなので自分で決めていい。家計が一緒なら話し合う

見た目で判断されるしんどさについては「ルッキズムとは?見た目で判断されるしんどさ」に。

女性の薄毛は、人に言いにくい悩み

薄毛というと、男性の悩みと思われがちですが、女性にも薄毛に悩む人はたくさんいます。分け目が広がってきた、頭頂部が透けて見える、髪をまとめたときに細く感じる。そうした変化に気づいても、「女性なのに」という思いから、誰にも相談できずにいる人が多い悩みです。

女性の薄毛は、男性のように生え際が後退したり、一部分がはっきり薄くなったりするより、全体のボリュームが少しずつ減っていく形が多いと言われます。そのため、本人は気づいていても、まわりからは分かりにくいこともあります。一方で、自分で何度も鏡を見るうちに、気持ちが沈んでいくこともあります。

薄毛の原因は、年齢、ホルモンの変化、出産、ストレス、無理なダイエット、髪を強く引っぱる髪型、甲状腺などの病気など、いろいろなことが考えられます。原因によって対策が違うので、気になり始めたら、皮膚科で相談してみてください。

生活の中で見直したいこと

見直したいこと 理由
食事 極端な食事制限は抜け毛の原因になることがある
睡眠 からだ全体の調子に関わる
髪型 きつく結ぶ・同じ分け目を続けると負担がかかる
ヘアアイロン・ドライヤー 熱で髪が傷む
カラー・パーマの頻度 頭皮や髪への負担

美容院で相談するとき

相談の例
「分け目が気になるので、目立ちにくいスタイルにしたい」
「トップにボリュームが出るカットにしたい」
「頭皮に負担の少ないカラーにしたい」

美容師は、髪や頭皮の状態を近くで見ているプロです。言いにくい悩みも、伝えると工夫を提案してもらえることがあります。

ウィッグ・部分ウィッグという選択肢

種類 特徴
部分ウィッグ(ヘアピース) 頭頂部・分け目など気になるところだけ
フルウィッグ 髪全体をおおう
医療用ウィッグ 病気の治療中などに使われるもの

最近は、自然に見えるウィッグも増えていて、おしゃれとして取り入れている人もいます。

よくある疑問

産後の抜け毛は治る?

出産の数か月後に増える抜け毛は、多くは時間とともに落ち着くと言われます。1年たっても戻らない、ほかに気になる症状がある、というときは皮膚科へ。

女性用の育毛剤は効く?

医薬品の発毛剤と、医薬部外品の育毛剤・化粧品では、言える効果が違います。パッケージの区分と効能・効果を見てください。

ピルで薄毛は変わる?

ホルモンの変化で髪の状態が変わる人もいます。気になるときは、処方した医師に相談してください。

円形脱毛症はストレスのせい?

円形脱毛症は、自分の免疫が毛根を攻撃してしまうことが関係すると考えられていて、ストレスだけが原因ではないと言われます。皮膚科で治療できます。

パートナーに頭をなでられるのがこわい

気になる気持ちを話してみると、相手は気にしていなかった、ということも多いです。話しにくいときは、「頭をさわられるのが少し苦手」とだけ伝えてもかまいません。

更年期に薄毛が気になり始めた

ホルモンの変化で、髪が細くなる人もいます。婦人科や皮膚科で相談できます。「更年期で肌はどう変わる?」も読んでみてください。

相談できるところ

悩み 相談先
薄毛・抜け毛 皮膚科
産後の抜け毛 皮膚科・産婦人科
治療の契約・定期配送のトラブル 消費者ホットライン188
ヘアスタイルの工夫 美容院

女性の薄毛には、いろいろな原因があります。ひとりで悩まず、まずは皮膚科でタイプを確かめてください。

出典

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