【美容】スキンケアにかかるお金はどのくらい?どこにかける?

SNSで見る「スキンケアに月3万円」という人。友だちは「プチプラで十分」と言う。自分はどのくらいかければいいんだろう。好きな人の前できれいでいたい気持ちはあるけれど、生活費とのバランスもある。そんな迷いに、決まった答えはありません。でも、考え方の順番はあります。
スキンケアの値段の幅
スキンケア用品の値段は、とても幅があります。
| もの | 値段の幅(目安) |
|---|---|
| 化粧水 | ドラッグストアのプチプラは数百円台から。デパコスでは数千円〜1万円を超えるものも |
| 美容液 | 千円前後から数万円まで |
| 乳液・クリーム | 千円前後から数万円まで |
| 日焼け止め | 千円前後から数千円 |
| 洗顔料・クレンジング | 数百円から数千円 |
| オールインワン | 千円前後から数千円 |
※値段は商品やお店によって大きく違います。上の幅は、店頭や通販でよく見かける価格帯の目安です。
プチプラとデパコスの違いは、研究開発・独自の成分・香りや使い心地・パッケージなどにかかる費用が反映されていることが多く、安全性は価格帯であまり差がないと言われます。
1か月あたりで考える
値段だけで比べるより、1か月にいくらかかるかで考えると、続けられるかが見えます。
| 計算のしかた | 例 |
|---|---|
| 1本の値段 ÷ 使い切るまでの月数 | 3,000円の化粧水が2か月もつなら、月1,500円 |
| 全部を足す | 洗顔料+化粧水+乳液+日焼け止めの月あたりを合計 |
たとえば、男性がオールインワンと日焼け止めだけにすれば、月に数千円以内に収まることが多いです。女性でメイク用品も含めると、もっとかかります。どちらも、続けられる金額がいちばんの目安です。
お金をかける優先順位
| 優先度 | もの | 理由 |
|---|---|---|
| 高 | 日焼け止め | シミ・しわ・くすみを防ぐ。毎日使う |
| 高 | 保湿(化粧水・乳液・クリームのどれか) | 肌の土台 |
| 中 | 洗顔料・クレンジング | 肌に合うものを。高くなくていい |
| お好み | 美容液 | 悩みがはっきりしてから |
| お好み | パック・スペシャルケア | 気分を上げたいとき |
化粧水のようにたっぷり使うものは手ごろなもの、少量で使うクリームや美容液は気に入ったものに少しかける、という分け方は、多くの人がしている方法です。
お金をかけなくていいもの
- 「肌が生まれ変わる」などの強いうたい文句の高い化粧品
- 一度に何種類も重ねるための美容液
- 口コミだけで選んだ、肌に合うか分からないもの
美容医療に進むときの費用
ふだんのケアで変わりにくい悩み(シミ・ニキビ跡・たるみなど)を、美容医療で改善したいと考える人もいます。美容医療は、多くが保険の使えない自由診療で、費用は医療機関ごとに大きく違います。
| 施術の例 | 費用の幅(目安) | 回数の目安 |
|---|---|---|
| ケミカルピーリング | 1回5,000〜20,000円くらい | 4〜6回 |
| 光治療(IPL) | 1回10,000〜35,000円くらい | 4〜8回 |
| シミ取りレーザー | 1回8,000〜20,000円くらい | 1回〜 |
| 水光注射・ダーマペン | 1回20,000〜100,000円くらい | 4〜6回 |
※自由診療のため、医療機関ごとに大きく違います。受ける前に、その医療機関の料金表で総額を確かめてください。比較サイトに掲載された相場(2020〜2023年時点の情報)をもとにした目安です。
1回の値段が安くても、回数を重ねると総額は大きくなります。広告の初回価格だけで決めないことが大事です。施術ごとの費用は「美容医療の費用の目安:施術ごとの一覧」にまとめています。
パートナーと価値観が違うとき
| よくあること | 考え方 |
|---|---|
| 相手が「そんなにお金をかけなくていい」と言う | 自分のためにかけるお金なら、自分で決めていい。家計を共有しているなら、金額を話し合う |
| 相手に「もっとケアしたら」と言われた | 言い方に傷ついたなら、それも伝えていい |
| 相手にスキンケアをすすめたい | 押しつけず、自分が使っているものを一緒に使ってみる、くらいから |
見た目を否定され続けるのがつらいときは「パートナーに見た目を否定され続けるとき」も読んでみてください。
「高いものほど効く」とは限らない
スキンケアの値段は、数百円のものから、数万円のものまで、とても幅があります。高い化粧品を使うと、それだけで肌が良くなるような気がしますが、値段の違いは、成分だけでなく、容器やブランド、広告、使い心地、香りなどによっても決まっています。
高い化粧品を使うことで気分が上がる、毎日のスキンケアが楽しくなる、という効果は確かにあります。それも、スキンケアを続けるうえでは大事なことです。ただ、無理をして高いものを買い続けて、生活が苦しくなるなら、本末転倒です。
肌のために本当に必要なのは、洗う・保湿する・日焼け止めを塗る、という基本を毎日続けることです。そのための化粧品は、ドラッグストアで手に入る、手頃なものでも十分なことが多いです。
1か月の予算の例
| 予算の考え方 | 中身の例 |
|---|---|
| まずは基本だけ | 洗顔料・保湿剤・日焼け止め |
| 少し足す | 基本+気になる悩みの美容液 |
| 楽しむ | 基本+美容液+シートマスク・好きなもの |
自分の生活に合わせて、無理なく続けられる金額を決めておくと、新しいものに次々と手を出すのを防げます。
買い物の失敗を減らす方法
| 方法 |
|---|
| まずはミニサイズやサンプルで試す |
| 一度に何個も新しいものを買わない |
| 成分表示を見て、同じ成分のものを重ねて買わない |
| 使い切ってから次を買う |
美容にかけるお金と、ほかの楽しみ
| 考えたいこと |
|---|
| 美容にかけるお金が、ほかの楽しみを圧迫していないか |
| パートナーとの時間や、趣味にかけるお金とのバランス |
| 貯金や、将来のためのお金は確保できているか |
よくある疑問
プチプラで十分?
保湿と日焼け止めの土台なら、プチプラでも十分なことが多いです。肌に合うかどうかのほうが大事です。
高い化粧品に変えたら肌がよくなった
使い心地がよくて丁寧に使うようになった、量が増えた、成分が合った、などの理由が考えられます。それが続けられる金額なら、続けてかまいません。
学生のころからのスキンケアを続けている
年齢や季節で肌は変わります。昔の化粧品が合わなくなったと感じたら、肌タイプを見直してみてください。「自分の肌タイプはどう見分ける?」に見分け方があります。
サプリにもお金をかけたほうがいい?
サプリは食事のかわりになりません。かけるなら、日焼け止めと保湿が先です。
パートナーに「化粧品にお金をかけすぎ」と言われた
お金の使い方は人それぞれです。自分のお金で、生活に無理がない範囲なら、気にしすぎなくていいことです。家計を一緒にしているなら、使い方のルールを話し合ってみてください。
相談できるところ
| 悩み | 相談先 |
|---|---|
| 化粧品の選び方 | 薬局の薬剤師・化粧品売り場 |
| 肌荒れが続く | 皮膚科(保険で治療できることも多い) |
| 美容医療の契約で困った | 消費者ホットライン188 |
スキンケアのお金は、日焼け止めと保湿から。続けられる金額で、土台を整えてみてください。
- 環境省「紫外線環境保健マニュアル」第3章 https://www.env.go.jp/chemi/uv/uv_pdf/03.pdf