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【美容】脱毛のやけど・肌トラブルを避けるには

ロコ
ロコの結論
脱毛のあと、照射したところが赤くヒリヒリして、水ぶくれのようになった。脱毛の施術では、やけどや肌トラブルが起きることがあるんです。リスクを減らすためにできることと、異常が出たときの動き方を知っておくと安心です。

脱毛サロンで照射してもらった日の夜、腕がほてって赤い。翌朝、小さな水ぶくれができていた。サロンに電話したら「冷やしてください」と言われたけれど、本当にそれだけでいいのか不安。脱毛は身近になった一方で、肌トラブルの相談も少なくありません。

どのくらい起きている?

国民生活センターの資料(2017年)では、2012年度以降の約5年間に、脱毛施術による危害の相談が964件寄せられていました。エステでの脱毛が680件、医療機関での脱毛が284件で、どちらも皮膚障害とやけどが多かったとされています。危害を受けた人のうち、エステの利用者の57.3%、医療機関の利用者の67.0%が医療機関で治療を受けていて、長い治療が必要になった例もあったと報告されています。

アンケートでは、過去3年間に脱毛を受けた人の約4分の1が、やけどや痛み、ヒリヒリ感などを経験したと答えています。

起きうるトラブル

トラブル 見た目・症状 起きやすいとき
やけど 赤み・ヒリヒリ・水ぶくれ 日焼けした肌・色の濃い部分・出力が強すぎる
毛のう炎 毛穴に一致した赤いブツブツ・膿 照射のあとに毛穴に菌が入る
硬毛化 照射したところの毛が、逆に太く濃くなる 産毛の多い部分(背中・二の腕・顔など)で起きやすいと言われる
色素沈着 黒っぽい跡 やけどのあと・こすったあと
かゆみ・じんましん 照射のあと 乾燥・体質

リスクを減らすためにできること

いつ すること 理由
施術の期間中 日焼けを避ける 日焼けした肌はレーザー・光が反応しやすく、やけどしやすい
施術の期間中 保湿する 乾燥した肌は刺激を受けやすい
前日 かみそり・電気シェーバーで自己処理 毛抜き・ワックスは避ける
当日 体調が悪い・肌が荒れているなら延期する トラブルが起きやすい
当日 飲んでいる薬・塗り薬・日焼けしたことを伝える 光に敏感になる薬もある
照射中 熱い・痛いと感じたら、すぐ伝える 出力を調整してもらう
照射のあと 冷やす・保湿・その日は長風呂やサウナ・激しい運動を避ける 赤みが強くならないように

日焼け・生理・妊娠中の扱いは「脱毛と日焼け・生理・妊娠中」にまとめています。

異常が出たときの動き方

状態 すること
赤み・ほてり(数時間〜1日で引く) 冷やす・保湿。様子を見る
赤みが続く・ヒリヒリが強い 施術先に連絡する
水ぶくれ・ただれ 冷やして、医療機関(皮膚科)を受診する
膿をもつブツブツ 皮膚科
色素沈着・硬毛化 施術先に伝える。皮膚科で相談

記録を残す

残すもの 理由
患部の写真(日付つき) 経過が分かる
施術の日・部位・担当者 施術先と話すとき
受診した医療機関・診断・治療費の領収書 費用の相談のとき
施術先とのやりとり 言った言わないを防ぐ

水ぶくれは、やけどのサインです。日本皮膚科学会の「皮膚科Q&A」でも、やけどは深さによって治療が変わると説明されています。自分でつぶさず、医療機関で診てもらってください。

エステで起きたとき・医療機関で起きたとき

エステ脱毛 医療脱毛
その場の対応 エステでは医療行為ができない。皮膚科を受診する 医師がその場で診察・治療できることが多い
治療費 誰が負担するか、施術先と話し合う 施術した医療機関で治療を受けられることが多い

治療費や返金のことで話がまとまらないときは、消費者ホットライン188に相談できます。施術のあとの異常全般については「施術のあとに腫れ・しこり・左右差が出たら:相談先」にも書いています。

デートやお泊まりの予定があるとき

予定 考え方
施術の直後 赤み・ほてりが出ていることがある。照射したところをこすらない
デリケートゾーンの施術のあと 赤みや毛のう炎が落ち着くまでは、こすれや刺激を避ける
水着・海 施術の前後は日焼けを避ける

「痛いのは効いている証拠」ではない

脱毛の施術を受けていると、痛みや熱さを感じることがあります。そのときに「痛いほうが効いている」「我慢しなきゃ」と思ってしまう人もいます。でも、強い痛みや熱さは、出力が肌に合っていなかったり、肌の状態が良くなかったりするサインのこともあります。

施術中に「いつもより痛い」「熱すぎる」と感じたら、我慢せずに、すぐに伝えてください。出力を下げる、冷やす時間を長くする、その日は中止する、などの対応ができます。施術する人に遠慮して黙っていると、やけどにつながることもあります。

国民生活センターには、脱毛でやけどや皮膚の炎症が起きたという相談が寄せられていて、医療機関でもエステでも起きていることが分かっています。どこで受ける場合も、自分の肌の状態を伝えること、異常を感じたらすぐに言うことが、トラブルを防ぐ大事な手段です。

施術の当日に伝えたいこと

伝えたいこと
最近日焼けした
新しい薬を飲み始めた
肌が荒れている・かゆい
前回の施術のあとに赤みが続いた
体調が悪い・寝不足

部位ごとに起きやすいこと

部位 起きやすいこと
ひげ・顔 硬毛化・毛のう炎
わき 色素沈着がある人はやけどしやすい
VIO 痛みが強い・色の濃い部分はやけどしやすい
脚・腕 日焼けしている部分のやけど
背中・うなじ 硬毛化

やけどをしたときの応急処置

すること
すぐに流水や保冷剤(タオルで包んで)で冷やす
水ぶくれはつぶさない
施術した医療機関・サロンに連絡する
強い痛み・広い範囲なら、すぐに受診する

よくある疑問

少し赤くなるのはふつう?

照射のあと、数時間ほど赤みやほてりが出ることはよくあります。冷やして保湿し、1日たっても引かない・強くなるなら、施術先に連絡してください。

硬毛化したら、どうすればいい?

照射の条件を変えて対応することが多いです。施術先に伝えて相談してください。

やけどの跡は残る?

浅いやけどは、跡が残らずに治ることが多いですが、深いと色素沈着や跡が残ることがあります。早めに皮膚科で治療を受けてください。

サロンに「あなたの肌のせい」と言われた

説明に納得できないときは、皮膚科で診断を受け、その結果をもとに話し合います。困ったら消費者ホットライン188へ。

VIOの脱毛のあと、性行為をしてもいい?

施術のあとの肌は敏感になっていて、こすれると赤みや炎症が出ることがあります。数日は控えるように言われることが多いので、施術を受けたところで確かめてください。

相談できるところ

悩み 相談先
やけど・水ぶくれ・ブツブツ 皮膚科
施術先との話し合い・返金 消費者ホットライン188
医療脱毛のトラブル 施術した医療機関・医療安全支援センター

脱毛の肌トラブルは、日焼けを避ける・体調の悪い日は延期する・熱いと思ったらすぐ言う、で減らせることが多いです。水ぶくれは迷わず受診してください。

出典

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