美容

ホーム › 美容

美容女性向け

【美容】豊胸(シリコン・脂肪注入・注入剤)とリスク

ロコ
ロコの結論
胸を大きくしたいと思ったとき、豊胸の方法はいくつかあります。どの方法にもリスクがあり、厚生労働省は、学会が「安全性が証明されるまでは、体に吸収されない注入剤を豊胸目的で注入するべきではない」としていることを紹介しているんです。方法ごとの違いを知ってから考えてください。

胸が小さいことが、ずっとコンプレックス。服を選ぶときも、パートナーの前で服を脱ぐときも、気になってしまう。豊胸に興味はあるけれど、どんな方法があって、どんなリスクがあるのか分からない。胸のことは人に相談しにくいので、ひとりで調べて悩んでいる人も多いと思います。

主な方法

方法 中身 特徴
シリコンバッグ(乳房インプラント) 胸の下にシリコンのバッグを入れる 大きさを変えやすい。将来の入れ替え・取り出しが必要になることも
脂肪注入 お腹や太ももから吸引した自分の脂肪を胸に注入する 自分の組織。大きくできる量に限りがある(約2カップまでが目安とされる)
ハイブリッド シリコンと脂肪注入を組み合わせる 費用が高め
注入剤(ヒアルロン酸など) 注射で入れる 手軽に見えるが、しこりなどのトラブルが報告されている

費用の目安

方法 費用の目安
シリコン 50万〜110万円くらい
ハイブリッド 55万〜230万円くらい
脂肪注入 40万〜200万円くらい

※自由診療のため、医療機関ごとに大きく違います。比較サイトに掲載された相場(2023年時点の情報)をもとにした目安です。麻酔・術後の診察・下着・将来の入れ替えなどで追加の費用がかかることもあるので、総額を確かめてください。

ダウンタイム

方法 目安
シリコン・ハイブリッド 腫れ・内出血1〜2週間。脂肪を吸った部分のかたさが自然になるまで3か月程度
脂肪注入 胸のつっぱり・腫れ1週間程度。脂肪の定着に3か月程度

リスク

起きうること 中身
腫れ・痛み・内出血 よくある
被膜拘縮 シリコンのまわりに膜ができて、かたくなる・形が変わる
しこり・石灰化 脂肪注入・注入剤で
左右差・形の不満 腫れが引いてから判断
感染 取り出すことになることも
破損・ずれ シリコンで、年月がたってから
授乳への影響 方法による。医師に確かめる

厚生労働省のページでは、豊胸術では合併症の発生件数が予想以上に多かったと報告されていることも紹介されています。

乳房インプラントに関連するまれなリンパ腫

表面がざらざらした(テクスチャードタイプの)乳房インプラントでは、まれに「乳房インプラント関連未分化大細胞型リンパ腫(BIA-ALCL)」というがんが起きることが報告されています。インプラントを入れてから年月がたって、胸が急に腫れる・しこりができる、などの変化があれば、受診してください。

体に吸収されない注入剤

厚生労働省は、学会の共同声明で、「安全性が証明されるまでは非吸収性充填剤を豊胸目的に注入することは実施するべきではない」とされていることを紹介しています。注射だけで手軽に大きくできる、という広告には特に気をつけてください。

乳がん検診で伝えること

豊胸をしていると、マンモグラフィなどの検査で、伝えておく必要があります。検査の方法が変わったり、受けられる医療機関が限られたりすることがあります。

受ける前に確かめたいこと

確かめること
医師の診察・自分の体でできること
方法ごとの長所・短所・リスク
使うインプラント・注入物の種類(承認されたものか)
総額と、将来の入れ替え・取り出しの費用
ダウンタイムと仕事・予定
その日に決めないこと

パートナーとのこと

考えたいこと 理由
自分がしたいのか パートナーの好みだけで決めない
胸の感覚 手術のあと、感じ方が変わることもある
話すかどうか 自分で決めていい

胸の大きさ・形の個人差については「バストの形・大きさ・左右差は人それぞれ」に、整形を話すかどうかは「整形したことを、パートナーに話す?」に。

胸を大きくしたい気持ちの背景

豊胸を考える理由は、人によってさまざまです。昔から胸が小さいことを気にしていた、授乳のあとに胸がしぼんだ、左右の大きさの差が気になる、服を着たときのシルエットをきれいに見せたい。パートナーに言われたことがきっかけ、という人もいます。

胸は、女性らしさや性的な魅力と結びつけて語られやすい部分です。そのため、胸の大きさのことで自信をなくしたり、パートナーとのふれ合いで気後れしたりする人もいます。ただ、豊胸は、手術や注入でからだに異物や脂肪を入れる施術で、長い期間にわたって付き合っていく必要があるものです。

決める前に、どうして大きくしたいのか、それは誰のためなのか、手術のあとも定期的に検査を受けられるのか、を考えてみてください。「バストの形・大きさ・左右差は人それぞれ」も読んでみてください。

方法ごとの長い目で見たこと

方法 長い目で見て考えたいこと
シリコンバッグ 入れ替えや取り出しが必要になることがある
脂肪注入 注入した脂肪の一部が吸収される・しこりになることも
ヒアルロン酸 吸収される。くり返すと費用がかさむ
吸収されない注入剤 取り出すのが難しく、トラブルが報告されている

定期的な検査

検査 考え方
乳がん検診 受けるときに、豊胸をしていることを伝える
超音波・MRI インプラントの状態を確かめる
手術した医療機関の診察 決められた時期に受ける

取り出しを考えるとき

よくあるきっかけ
硬くなった・形が変わった
痛みがある
年齢を重ねて、体型とのバランスが変わった
検査で異常が見つかった

取り出しや入れ替えにも、費用とダウンタイムがかかります。

よくある疑問

豊胸は一生もつ?

シリコンは、年月がたつと入れ替えや取り出しが必要になることがあります。脂肪注入も、定着しなかった分は減ります。

注射だけの豊胸は安全?

体に吸収されない注入剤は、学会が豊胸に使うべきではないとしています。吸収される注入剤でも、しこりなどのトラブルが報告されています。

授乳はできる?

方法によって影響が違います。将来の妊娠・授乳も考えて、医師に確かめてください。

豊胸のことをパートナーに話したほうがいい?

話すかどうかは自分で決めていいことです。ただ、ふれたときに感触の違いに気づかれることもあります。「整形したことを、パートナーに話す?」も読んでみてください。

相談できるところ

悩み 相談先
胸の腫れ・しこり・痛み 乳腺外科・形成外科・施術した医療機関
医療への苦情・心配 医療安全支援センター
契約のトラブル 消費者ホットライン188

豊胸は、どの方法にもリスクがあり、将来のことまで考える必要がある手術です。方法と総額、入れ替えのことまで確かめてから決めてください。

出典

関連する記事

▶ 美容のTOPに戻る