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【美容】ハイフ(HIFU)とは?エステで受ける危険

ロコ
ロコの結論
たるみに効くと話題のハイフ。エステでも安く受けられる、と聞いたことがあるかもしれませんね。でも厚生労働省は2024年に、ハイフで皮膚の下に熱を加える施術は、医師でない人が行うと医師法違反になると通知しているんです。受けるなら医療機関で、と覚えておいてください。

フェイスラインのたるみが気になって、エステの「小顔ハイフ」の広告を見た。1回数千円。医療機関だと数万円かかるのに、なぜこんなに違うんだろう。実は、エステでのハイフでは、やけどや神経のまひ、目の病気などの事故が報告されています。

ハイフとは

ハイフ(HIFU:高密度焦点式超音波)は、超音波を一点に集めて熱を生み出し、皮膚の下の組織に熱を加える施術です。たるみの改善やひきしめを目的に行われています。

特徴 中身
しくみ 超音波の熱で、皮膚の下の組織にはたらきかける
目的 たるみ・フェイスラインのひきしめ
傷 切らない

厚生労働省の通知(2024年)

厚生労働省は、2024年6月7日に、各都道府県あてに通知を出しています。その要点は次のとおりです。

要点 中身
対象 医師免許のない人が、ハイフで皮下の組織に熱を加える施術
機械 医療用かどうかは問わない
扱い 細胞を熱で固める行為は、医師が行わなければ保健衛生上の危害を生じるおそれがある。顔や体のひきしめ・しわの改善を目的とする場合も含む
法律 医師でない人が業として行うと、医師法第17条違反
行う場所 医師が行う場合も、医療機関などで

エステでの事故

この通知では、消費者安全調査委員会の報告書(2023年3月)で、エステサロンなどでのハイフの施術によって、急な白内障や神経のまひなどの被害が相当数起きたと報告されたことにも触れています。

報告された被害の例 中身
やけど 皮膚の赤み・水ぶくれ
神経のまひ 顔の動き・感覚の異常
目の病気 急な白内障など

エステでハイフを勧められても、受けないでください。

医療機関でのハイフ

項目 目安
費用 1回4万〜25万円くらい(機械・ショット数・範囲で大きく違う)
回数 1回が基本
持ち 3〜6か月くらいとされる
間隔 3か月に1回くらい続ける人も

※自由診療のため、医療機関ごとに大きく違います。比較サイトに掲載された相場(2020年時点の情報)や医療機関の公開料金表(全顔で3万円前後の例もある)をもとにした目安です。受ける前に、その医療機関の料金表で確かめてください。

医療機関で受けても起きうること

起きうること 目安
赤み・腫れ 数時間
筋肉痛のような鈍い痛み・しびれ 2〜3週間ほど続くことも
やけど まれ
神経のまひ ごくまれ
受けられないことがある人 理由
妊娠中・授乳中 多くの医療機関で受けられない
皮膚の病気がある 悪化することがある
顔に金属やインプラントが入っている 熱が集まることがある

受ける前の確認

確かめること 理由
医療機関か・医師が行うか(医師の指示のもとか) エステは違法になるおそれ
使う機械 何ショットを、どこに当てるか
期待できること たるみの程度によっては変化が小さいことも
リスクとダウンタイム 痛み・しびれ
費用の総額と、くり返す頻度 1年あたりの費用

ほかのたるみの施術との比較は「しわ・たるみはいつから?できること」、糸リフトは「糸リフトとは」に。

「小顔」とパートナー

「小顔になったら、もっと魅力的に見えるかも」という気持ちから、ハイフに興味を持つ人もいます。見た目の変化は人によって違い、劇的に変わる施術ではないことも多いです。期待とリスク、費用を比べて決めてください。

なぜエステでハイフが広がったのか

ハイフは、もともと医療機関で使われてきた機械ですが、数年前から、エステサロンでも「小顔」「リフトアップ」をうたって行われるようになりました。医療機関より安く、気軽に受けられることから、利用する人が増えましたが、その一方で、やけどや神経のまひ、目のトラブルなどの事故が相次ぎました。

消費者庁の消費者安全調査委員会は、エステでのハイフの事故について調べ、報告をまとめています。厚生労働省は2024年に、ハイフを医師ではない人が行うことは、医師法に違反するという考え方を示しました。いまも、エステで受けられると宣伝しているところがあれば、その時点で注意が必要です。

ハイフは、皮膚の表面ではなく、皮膚の下の深いところに熱を集める機械です。表面から見て何も起きていないように見えても、内側でやけどや神経のダメージが起きていることがあります。だからこそ、医師の判断のもとで受けるべき施術とされています。

医療機関で受けるときに聞きたいこと

聞きたいこと
使う機械の名前と、国内で承認されたものか
当てる深さと、当てる部位
目のまわり・骨の上など、注意する部分
痛み・やけどが起きたときの対応
施術をする人(医師・看護師)

施術のあとに気をつけたいこと

症状 すること
赤み・ほてりが続く 冷やして、医療機関に連絡
水ぶくれ・強い痛み すぐに医療機関を受診
顔のしびれ・動かしにくさ 医療機関に連絡
目のかすみ・見えにくさ すぐに眼科を受診

小顔に見せる、ほかの方法

方法 中身
むくみをためない 塩分をとりすぎない・睡眠
髪型 顔まわりに髪をおろす
メイク シェーディング・ハイライト
姿勢 あごを引く・猫背を直す

よくある疑問

エステのハイフは「医療用じゃないから安全」と言われた

厚生労働省の通知では、機械が医療用かどうかは問わないとされています。

家庭用のハイフの機械は?

家庭用として売られている機械もありますが、使い方によってはやけどなどの危険があります。顔の近く、とくに目のまわりへの使用は慎重に。

エステで受けてしまったが、体調に変化がある

顔のしびれ・動かしにくさ・見え方の変化・やけどがあれば、すぐに医療機関(皮膚科・形成外科・眼科)を受診してください。違法な施術のことは、保健所にも相談できます。

安いハイフと高いハイフは何が違う?

使う機械、当てる回数(ショット数)、施術する人などで値段が変わります。安さだけで選ばず、医療機関で医師が関わっているかを確かめてください。

相談できるところ

悩み 相談先
施術のあとの異常 医療機関(皮膚科・形成外科・眼科)
エステでの違法な施術の疑い 保健所
契約のトラブル 消費者ホットライン188

ハイフは、医療機関で医師が行う(または医師の指示のもとで行う)施術です。エステでの安いハイフには、近づかないでください。

出典

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