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【気持ちよさ】四十八手の一覧:48手の名前・読み方・やり方と、からだへの負担

ロコ
ロコの結論
四十八手は、江戸時代の体位の呼び名を集めたものなんです。名前と形の組み合わせは本によって違っていて、決まった正解はありません。形を見ると、ほとんどが「向かい合う・女性が上・後ろから・横向き・座る」の基本の形の、脚の位置を変えたもの。全部できなくていいので、気になる形をひとつ選んで、痛かったらすぐ戻す。それで十分楽しめます。

「松葉崩し」や「駅弁」は聞いたことがあるけれど、四十八手がほかにどんな形なのかは知らない。名前は風流なのに、どれがどの形なのかさっぱり分からない。そう感じている人は多いと思います。48個を全部言える人は、まずいません。

このページでは、四十八手の48の名前と読み方、それぞれの形とやり方、からだへの負担の目安を一覧にしました。形を目で確かめたいときのために、手ごとにGoogleの画像検索へのリンクを置いています。説明を分かりやすくするために男性と女性の組み合わせで書いていますが、同性どうしで姿勢の組み方を参考にしたり、上と下を入れ替えて楽しんだりする人もいます。

四十八手とは

四十八手は、江戸時代に広まった、性交の体位の呼び名です。浮世絵師の菱川師宣(ひしかわもろのぶ)が描いた春画『恋のむつごと四十八手』が始まりとされますが、これも説のひとつ。名前の付け方は、相撲の決まり手に似せたものと言われます。

名前と形の組み合わせは、本や時代によって違います。あとの時代に名前が足されたり、まとめられたりしていて、表と裏を合わせて96手とする数え方もあります。このページの48の名前と番号は、一般によく紹介される一覧に合わせました。形の説明も、よく紹介されるものを書いています。別の本では、同じ名前で違う形が載っていることもあるので、「これが唯一の正解」とは考えないでください。

48の形をながめると、ほとんどは基本の5つ(向かい合う・女性が上・後ろから・横向き・座って向かい合う)の、脚の位置や角度を変えたものです。名前を覚えるより、「脚をどこに置くと、深さや当たる場所がどう変わるか」が分かると、ふたりで形を探すときに役立ちます。基本の5つのやり方は「体位の基本」にまとめています。

このページの見方

図はGoogleの画像検索で

手ごとの「図をGoogle画像検索で見る ↗」を押すと、新しいタブでGoogleの画像検索が開きます。表示されるのはGoogleの検索結果で、ロコペリが選んだ画像でも、中身を確かめた画像でもありません。

セーフサーチ(露骨な画像を隠すGoogleの設定)をオンにした状態で開くようにしていますが、それでも刺激の強い画像や、このページの説明と違う形の図が混ざることがあります。人の目がある場所で開くときは気をつけてください。

目安の見方

目安 中身
動く人 主にどちらが腰を動かすか。「ふたりとも」は小さく揺れ合う形
深さ 浅め・ふつう・深め。奥に当たって痛い人は「深め」を避けるか、ゆっくり。女性が上の形は「女性が調整」、挿入しない形(41〜46)は深さを書いていない
からだの負担 小・中・大。腰・ひざ・股関節・腕にかかる負担のおおよそ

深さも負担も、からだの大きさ・やわらかさ・体重の差で変わります。あくまで目安として見てください。

48手の早見表

番号 名前(読み方) どんな形か 負担
1 網代本手(あじろほんて) 基本の正常位 小
2 揚羽本手(あげはほんて) 正常位で女性が脚を男性の腰に回す 小
3 筏本手(いかだほんて) 正常位でふたりとも脚を伸ばす 小
4 鶺鴒本手(せきれいほんて) 女性の腰の下にクッションを入れる正常位 小
5 寿本手(ことぶきほんて) 女性が片脚を男性の肩にかける 中
6 洞入り本手(ほらいりほんて) 女性が脚を大きく開き、男性が上体を起こす 中
7 笠舟本手(かさふねほんて) 女性が自分のひざを抱える 中
8 深山本手(みやまほんて) 女性が両脚を男性の肩にかける 大
9 入船本手(いりふねほんて) 男性が座り、女性の腰を太ももに乗せる 小〜中
10 唐草居茶臼(からくさいちゃうす) 座って向かい合い、脚を絡める 小
11 忍び居茶臼(しのびいちゃうす) 男性のあぐらの上に女性が座る 中
12 浜千鳥(はまちどり) 女性はあおむけ、男性は横向き 小
13 横笛(よこぶえ) 横向きの女性の脚を男性が抱える 中
14 零れ松葉(こぼれまつば) 横向きで向かい合い、脚を交差させる 小
15 菊一文字(きくいちもんじ) 横向きで斜めに脚を重ねる 小
16 浮橋(うきはし) 横向きで向かい合い、女性が脚をかける 小
17 八重椿(やえつばき) あおむけの女性の片脚を抱え、脚を交差させる 中
18 燕返し(つばめがえし) 横向きの女性の片脚を高く上げて交差させる 中
19 卍崩し(まんじくずし) 燕返しから女性が上体を起こす 大
20 出船後ろ取り(でふねうしろどり) 基本の後背位(よつんばい) 中
21 潰し駒掛け(つぶしこまかけ) うつぶせの女性に後ろから重なる 小
22 本駒掛け(ほんこまかけ) 座った男性に女性が背を向けて腰を下ろす 中
23 〆込み錦(しめこみにしき) 脚を伸ばして座る男性の上に、背を向けて座る 中
24 〆込み千鳥(しめこみちどり) 背面騎乗位 中
25 後櫓(うしろやぐら) 立って後ろから 中
26 乱れ牡丹(みだれぼたん) あぐらの男性に背を預けて座る 小
27 本茶臼(ほんちゃうす) 座って向かい合い、ぴったり抱き合う 小
28 筏茶臼(いかだちゃうす) 女性が上で、脚を伸ばして重なる 小
29 時雨茶臼(しぐれちゃうす) 基本の騎乗位 中
30 機織茶臼(はたおりちゃうす) 騎乗位で上体を後ろに倒し、前後に動く 中
31 御所車(ごしょぐるま) 騎乗位で男性の立てたひざにもたれる 小
32 月見茶臼(つきみちゃうす) 背面騎乗位から後ろに倒れる 中
33 宝船(たからふね) あおむけの女性の片脚を肩にかつぐ 中
34 唐竹割(からたけわり) 女性が片脚を真上に上げる 大
35 しがらみ(笧) 女性が脚を閉じ、男性が外から挟む 小
36 筏崩し(いかだくずし) 女性が足首を交差させて脚を組む 小
37 廓繋ぎ(くるわつなぎ) 向かい合って座り、後ろに手をついて脚を交差させる 中
38 蜉蝣(かげろう) 女性が上で、手とひざで体を浮かせる 大
39 砧(きぬた) 背中合わせでお尻を合わせる 大
40 狂い獅子(くるいしし) 騎乗位で女性が大きく後ろに反る 大
41 花菱責め(はなびしせめ) 口でふれる(女性へ) 小
42 尺八(しゃくはち) 口でふれる(男性へ) 小
43 椋鳥(むくどり) 互いに口で(男性が上) 中
44 白光錦(びゃっこうひしき) 指でふれる 小
45 逆さ椋鳥(さかさむくどり) 互いに口で(女性が上) 中
46 二ツ巴(ふたつどもえ) 互いに口で(横向き) 小
47 立鼎(たちかなえ) 向かい合って立つ(鯉の滝登り) 大
48 櫓立ち(やぐらだち) 男性が女性を抱え上げる(駅弁) 大

向かい合って男性が上になる形(1〜9)

「本手(ほんて)」は、向かい合って男性が上になる形です。いまの言い方だと正常位。顔が見えるので、表情を見ながらペースを合わせやすいのが共通点です。女性の脚をどこに置くかで、深さと当たる場所がはっきり変わります。

1. 網代本手(あじろほんて)

女性があおむけに寝てひざを立て、脚を開きます。男性はその間にひざをつき、両手かひじで自分の体重を支えながら上から重なります。四十八手のいちばん基本の形で、ほかの本手は、ここから女性の脚の位置を変えたものと考えると分かりやすいです。

男性が体重を女性に預けてしまうと、女性は息苦しくなります。ひじをついて胸の高さを保つと、キスもしやすくなります。

動く人:主に男性 深さ:ふつう からだの負担:小

「網代本手」の図をGoogle画像検索で見る ↗

2. 揚羽本手(あげはほんて)

網代本手から、女性が両脚を男性の腰に回し、足首を組みます。閉じた蝶の羽のような姿です。

体がぴったり密着するので、男性は大きく動けず、小さく揺らすような動きになります。深さは、女性が脚で引き寄せる強さで変えられます。「もう少し浅く」と言いにくいときは、脚の力をゆるめるだけで伝わります。

動く人:男性(女性も脚で調整) 深さ:ふつう〜深め からだの負担:小

「揚羽本手」の図をGoogle画像検索で見る ↗

3. 筏本手(いかだほんて)

女性があおむけで脚を軽く開いたまま、まっすぐ伸ばします。男性も脚を後ろに伸ばし、ふたりのからだを平らに重ねます。

ひざを立てる網代本手より角度が浅くなり、奥まで入りにくくなります。奥に当たると痛い人や、ゆっくり肌を重ねていたいときに向いています。男性は腕で体重を支えるのを忘れずに。

動く人:男性 深さ:浅め からだの負担:小

「筏本手」の図をGoogle画像検索で見る ↗

4. 鶺鴒本手(せきれいほんて)

女性の腰の下に枕やクッションを入れて、腰を高くした形です。男性はひざ立ちで、上体を少し起こします。鶺鴒(せきれい)は、尾を上下に振る小鳥の名前。

腰の角度が変わると、腟の前側(おなか側)に当たりやすくなります。クッションはやわらかすぎると腰が沈むので、たたんだバスタオルや硬めの枕が使いやすいです。腰を反らせすぎると女性の腰がつらくなるので、高さはふたりで調整してください。

動く人:男性 深さ:ふつう〜深め からだの負担:小

「鶺鴒本手」の図をGoogle画像検索で見る ↗

5. 寿本手(ことぶきほんて)

女性があおむけで、片脚だけを男性の肩にかけます。もう片方の脚は伸ばしたまま、か軽く曲げたまま。男性はひざ立ちで、肩にかかった脚を腕で支えます。

両脚を上げる深山本手より深さがおだやかで、からだのやわらかさに自信が無い人でも試しやすい形です。肩にかける脚を左右で入れ替えると、当たる場所が少し変わります。上げた脚の付け根が引きつるようなら、男性の肩ではなく胸のあたりに下ろしましょう。

動く人:男性 深さ:ふつう〜深め からだの負担:中(上げた脚の付け根)

「寿本手」の図をGoogle画像検索で見る ↗

6. 洞入り本手(ほらいりほんて)

読み方は「どういりほんて」とする本もあります。女性があおむけで脚を大きく開き、両ひざを外に倒します。男性はひざ立ちで上体を起こし、女性の太ももの下に自分の太ももを差し入れて、腰を引き寄せます。

女性の腰が少し浮くので、角度がついて入りやすくなります。男性は上体を起こしているぶん両手が空き、女性のからだの前側やクリトリスのまわりにふれられます。股関節がかたい人は、ひざを倒しすぎないように。

動く人:男性 深さ:ふつう〜深め からだの負担:中(女性の股関節)

「洞入り本手」の図をGoogle画像検索で見る ↗

7. 笠舟本手(かさふねほんて)

女性があおむけのまま、自分の両ひざを抱えて胸に引き寄せます。からだが丸くなり、笠をかぶった小舟のような姿に。「笹舟本手」と書く本もあります。

腰が上を向くので深く入りやすく、奥に当たりやすくなります。女性がひざを抱える腕をゆるめると浅くできるので、深さの調整役は女性。おなかが圧迫されて息苦しくなったら、すぐにひざを下ろしてください。

動く人:男性 深さ:深め からだの負担:中(おなかの圧迫)

「笠舟本手」の図をGoogle画像検索で見る ↗

8. 深山本手(みやまほんて)

女性があおむけで両脚を高く上げ、男性の両肩にかけます。男性はひざ立ちのまま、前に体重をかけて女性の脚を押し上げる形になります。

四十八手の中でも深く入る形のひとつで、奥に当たって痛いと感じる人も多いです。男性が前に体重をかけすぎると、女性の腰と首に負担がかかります。最初は浅く、ゆっくり。女性が「痛い」と言いやすいよう、顔を見ながら進めてください。

動く人:男性 深さ:深め からだの負担:大

「深山本手」の図をGoogle画像検索で見る ↗

9. 入船本手(いりふねほんて)

男性がひざを曲げて座り(正座か、あぐらに近い形)、あおむけの女性の腰を自分の太ももの上に引き寄せます。女性の脚は男性の腰の両側に置くか、肩に預けます。

男性は座ったまま女性の腰を両手で持って動けるので、腕で体重を支え続けなくてすみます。女性は腰の下に男性の太ももがあるぶん角度がつき、前側に当たりやすくなります。男性が正座だとひざがしびれやすいので、あぐらのほうが長く続けやすいです。

動く人:男性 深さ:ふつう からだの負担:小〜中(男性のひざ)

「入船本手」の図をGoogle画像検索で見る ↗

座って向かい合う形(10・11・27)

「居茶臼(いちゃうす)」「本茶臼」は、座って向かい合う形です。いまの言い方だと対面座位。抱き合ったまま揺れるような動きになり、激しくは動けません。そのぶん、キスや会話をしながら長く過ごせます。

10. 唐草居茶臼(からくさいちゃうす)

男性が脚を前に伸ばして座り、女性が向かい合って男性の太ももの上にまたがります。女性は脚を男性の腰に回し、唐草模様のように手足を絡め合います。男性は後ろに手をつくと上体が安定します。女性が腰を前後に揺らして動くのが基本で、深さは女性が決められます。脚を絡めたまま後ろに倒れると、そのまま正常位に移れます。

動く人:女性 深さ:ふつう からだの負担:小

「唐草居茶臼」の図をGoogle画像検索で見る ↗

11. 忍び居茶臼(しのびいちゃうす)

男性があぐらをかいて座り、女性が向かい合って、あぐらの中に腰を下ろします。本によっては「櫓(やぐら)がけ」とも呼ばれます。

女性は脚を男性の背中側に回すか、ひざを立てて足の裏をつきます。足の裏をつくと、女性が上下に動いて深さを調整できます。男性のひざと股関節に女性の体重がかかるので、床より、ベッドの上などやわらかい場所が向いています。

動く人:女性 深さ:ふつう〜深め からだの負担:中(男性のひざ・股関節)

「忍び居茶臼」の図をGoogle画像検索で見る ↗

27. 本茶臼(ほんちゃうす)

座って向かい合う形の基本。胸と胸を合わせて、ぴったり抱き合います。男性はあぐらか脚を伸ばして座り、女性は男性の上にまたがります。

上体を密着させたまま、女性が腰を小さく揺らします。深くは入りにくいものの、肌がふれ合う面が広く、安心できるという声をよく聞きます。疲れたら、男性がそのまま後ろに寝ると騎乗位に移れます。

動く人:女性(男性も腰を支えて) 深さ:ふつう からだの負担:小

「本茶臼」の図をGoogle画像検索で見る ↗

横向きに寝る形(12〜16)

横向きに寝る形(側位)は、どちらも体重を支えなくていいので、疲れているときや、腰やひざに痛みがあるときに向いています。深くは入りにくく、ゆったりした動きになります。

12. 浜千鳥(はまちどり)

女性はあおむけ、男性は女性の横で半身になって、横向きに寝ます。女性の片脚を男性の腰の上に乗せ、男性は横から入る形です。「濵千鳥」と書くこともあります。

男性が上から重ならないので、女性に体重がかかりません。男性は片手が空くので、女性の胸やクリトリスのまわりにふれやすくなります。正常位だと息苦しい、腰が痛いというときの切り替え先にも使えます。

動く人:男性 深さ:浅め〜ふつう からだの負担:小

「浜千鳥」の図をGoogle画像検索で見る ↗

13. 横笛(よこぶえ)

女性が横向きに寝て、男性は女性の脚の間でひざ立ちになり、上になった女性の脚を胸に抱えます。脚を抱える姿が、横笛を構える姿に似ていることからの名前と言われます。

女性は寝たままで楽ですが、上の脚を開くので、股関節がかたい人はつらいこともあります。抱える脚の高さで当たる場所が変わるので、低めから試してみてください。

動く人:男性 深さ:ふつう〜深め からだの負担:中(女性の股関節)

「横笛」の図をGoogle画像検索で見る ↗

14. 零れ松葉(こぼれまつば)

ふたりとも横向きで向かい合い、二本の松葉が交わるように、互いの脚を交差させて組み合わせます。

脚を絡めるぶん密着しやすい一方、動ける幅は小さく、ゆっくり揺れ合う動きになります。よく知られる「松葉崩し」に近い形で、本によっては同じものとして紹介されます。どちらの脚を上にするかで入れやすさが変わるので、入れにくければ組み替えてみてください。

動く人:ふたりとも 深さ:浅め〜ふつう からだの負担:小

「零れ松葉」の図をGoogle画像検索で見る ↗

15. 菊一文字(きくいちもんじ)

女性が横向きに寝て脚を軽く曲げ、男性は女性の足の側から斜めに寝そべって、脚を交差させるように重ねます。横から見ると、ふたりのからだが一本の線でつながって見えます。体重がほとんどかからないので、長くゆっくり過ごしたいときに。角度が合うまで少し探すので、入れてから形を整えるほうが楽です。

動く人:ふたりとも 深さ:浅め からだの負担:小

「菊一文字」の図をGoogle画像検索で見る ↗

16. 浮橋(うきはし)

ふたりとも横向きに寝て向かい合い、女性が上側の脚を男性の腰にかけます。「浮き橋」とも書きます。

顔が近く、キスもしやすい横向きの形。女性が脚で引き寄せる強さを変えると、深さが少し変わります。眠くなるほど疲れている夜や、体調がいまひとつの日にも試しやすい形です。

動く人:ふたりとも 深さ:浅め からだの負担:小

「浮橋」の図をGoogle画像検索で見る ↗

脚を交差させる形(17〜19・33・37)

交差位は、ふたりの脚を互い違いに組み合わせる形です。脚の付け根どうしが近づくので、角度によっては深く入ります。横向きと、向かい合う形の中間のような形が多いです。

17. 八重椿(やえつばき)

女性はあおむけで、片脚を上げます。男性は、女性の伸ばしたほうの脚をまたぐようにひざをつき、上げた脚を胸のあたりで抱えます。

脚を交差させているぶん、入る角度が斜めになり、正常位とは奥の当たり方が変わります。上げた脚が疲れたら、男性の肩に預けてかまいません。

動く人:男性 深さ:深め からだの負担:中

「八重椿」の図をGoogle画像検索で見る ↗

18. 燕返し(つばめがえし)

女性が横向きに寝て、上側の脚を高く上げます。男性は女性の下側の脚にまたがり、上げた脚を抱えて入ります。「松葉崩し」の名前で紹介されることも多い、交差位の代表的な形です。

脚の付け根どうしが深く組み合うので、深く入りやすくなります。女性の脚を上げる高さで深さと当たる場所が変わり、低くすると浅く、高くすると深くなります。股関節が痛むときは、上げる高さを下げてください。

動く人:男性 深さ:深め からだの負担:中(女性の股関節)

「燕返し」の図をGoogle画像検索で見る ↗

19. 卍崩し(まんじくずし)

燕返しより女性の脚をさらに高く持ち上げ、女性は片手を後ろについて上体を少し起こします。男性はひざ立ちで上体を起こし、女性の片脚を抱えます。横から見ると、ふたりの手足が卍のように交わる形です。

バランスを取るのが難しく、四十八手の中でも難しいほう。女性が上体を起こしていられなければ、寝たまま(燕返しの形)でもかまいません。名前に惹かれて試す人が多い形ですが、無理に再現しようとしないほうが楽しめます。

動く人:男性 深さ:深め からだの負担:大

「卍崩し」の図をGoogle画像検索で見る ↗

33. 宝船(たからふね)

女性があおむけに寝て、片脚を高く上げます。男性はひざ立ちで、女性の上げた脚を肩にかつぎ、もう片方の脚にまたがります。上げた脚が帆、女性のからだが船。「寶船」と書くこともあります。

八重椿と似ていますが、男性が上体を起こしているぶん両手が空き、女性にふれやすくなります。かつぐ脚を変えると、当たる側が変わります。

動く人:男性 深さ:深め からだの負担:中

「宝船」の図をGoogle画像検索で見る ↗

37. 廓繋ぎ(くるわつなぎ)

ふたりが向かい合わせに座ってから、それぞれ後ろに手をついて上体を倒し、互いの脚を交差させて腰を近づけます。上から見ると、ふたりの脚が「X」の字のように組み合う形です。

手で体を支えるので腕が疲れやすく、動きは小さく揺れる程度にとどまります。腕が疲れたら、どちらかが寝転んで横向きの形に移ると楽になります。

動く人:ふたりとも 深さ:浅め〜ふつう からだの負担:中(腕)

「廓繋ぎ」の図をGoogle画像検索で見る ↗

後ろから入る形(20〜22・25)

後ろから入る形(後背位)は、深く入りやすいのが共通点です。顔が見えないので、「痛くない?」「止めて」を声で伝え合えるようにしておきましょう。

20. 出船後ろ取り(でふねうしろどり)

女性がよつんばいになり、男性がその後ろでひざ立ちになって入る、基本の後背位です。

深く入りやすく、奥に当たって痛いことがあるので、最初は浅めに。女性が上体を低くする(ひじをつく)、高くする(手のひらをつく)で角度が変わります。女性のひざが痛くなりやすいので、硬い床より、ベッドの上かひざの下にクッションを。

動く人:男性 深さ:深め からだの負担:中(女性のひざ)

「出船後ろ取り」の図をGoogle画像検索で見る ↗

21. 潰し駒掛け(つぶしこまかけ)

女性がうつぶせに平らに寝て、男性が後ろから上に重なります。いまの言い方だと「寝バック」に近い形。

女性が脚を閉じたままにすると深くは入らず、ゆったりした動きになります。女性の腰の下に枕を入れると角度がつき、入りやすくなります。男性は体重をかけすぎないよう、腕かひじで支えてください。よつんばいの形でひざが痛いときの切り替え先にもなります。

動く人:男性 深さ:浅め〜ふつう からだの負担:小

「潰し駒掛け」の図をGoogle画像検索で見る ↗

22. 本駒掛け(ほんこまかけ)

男性がひざを曲げて座り(正座に近い形)、女性は男性に背を向けて、前に手をつきながら腰を後ろに下ろします。

男性が座っているので、後ろからの形でも、女性が前後に動いて深さを決められます。男性が正座でひざが痛いなら、クッションを敷いてください。

動く人:女性 深さ:ふつう〜深め からだの負担:中

「本駒掛け」の図をGoogle画像検索で見る ↗

25. 後櫓(うしろやぐら)

女性が立ったまま、壁や机、ベッドのふちに手をついて前かがみになり、男性が後ろから立って入ります。いまの言い方だと「立ちバック」です。

ふたりの身長差で高さが合わないことが多く、低いほうが段差に乗る、高いほうがひざを曲げるなどの工夫が要ります。足元がすべると転ぶので、靴下をぬいで、すべりにくい床で。疲れたら、女性がベッドに上半身を預けると楽になります。

動く人:男性 深さ:深め からだの負担:中(脚・腰)

「後櫓」の図をGoogle画像検索で見る ↗

背を向けて座る・またがる形(23・24・26・32)

女性が男性に背を向ける形です。座る形は抱きかかえられる安心感があり、またがる形は女性が深さを決めやすくなります。どれも、男性の反り方の向きと逆の角度になるので、痛みが出たらすぐ止めてください。

23. 〆込み錦(しめこみにしき)

男性が脚を伸ばして座り、女性は男性に背を向けて、男性の太ももの上に腰を下ろします。女性は前に手をつくか、男性のひざに手を置いて体を支えます。

男性は後ろから女性の腰を抱えて支えられます。女性が前後に揺れて動くのが基本で、前に体を倒すほど角度がつきます。

動く人:女性 深さ:ふつう〜深め からだの負担:中

「〆込み錦」の図をGoogle画像検索で見る ↗

24. 〆込み千鳥(しめこみちどり)

男性があおむけに寝て、女性が男性の足のほうを向いてまたがります。いまの言い方だと「背面騎乗位」です。

女性が深さと速さを決められます。ただ、角度が正常位と逆になるので、男性によっては付け根が引っぱられるように感じることがあります。違和感があれば、女性が上体を前に倒す角度を変えてみてください。

動く人:女性 深さ:ふつう〜深め からだの負担:中

「〆込み千鳥」の図をGoogle画像検索で見る ↗

26. 乱れ牡丹(みだれぼたん)

男性があぐらをかいて座り、女性が男性に背を向けて、あぐらの上に座ります。女性は男性の胸に背中を預け、脚を開きます。「亂れ牡丹」と書くこともあります。

男性は後ろから女性を抱きかかえる形になり、手が女性の胸やからだの前側に届きます。激しく動くより、抱きしめながらふれる時間を楽しむ形。鏡の前で、という楽しみ方をする人もいます。

動く人:女性(小さく) 深さ:ふつう からだの負担:小

「乱れ牡丹」の図をGoogle画像検索で見る ↗

32. 月見茶臼(つきみちゃうす)

男性があおむけに寝て、女性は背を向けてまたがり、上体を後ろに倒して男性の胸の上に背中を預けます。女性が月を見上げるような姿からの名前です。

角度がきつく、男性の反り具合によっては痛みが出ます。女性はゆっくり倒れ、男性が痛ければすぐに戻ってください。動くより、重なったまま男性が前に手を回してふれる、という楽しみ方が向いています。

動く人:ほぼ動かない(小さく揺れる) 深さ:浅め〜ふつう からだの負担:中(男性)

「月見茶臼」の図をGoogle画像検索で見る ↗

女性が上になる形(28〜31・38)

「茶臼(ちゃうす)」は女性が上になる形、いまの言い方だと騎乗位です。女性が深さ・角度・速さを自分で決められるので、奥が痛い人にも向いています。

28. 筏茶臼(いかだちゃうす)

男性があおむけで脚を伸ばし、女性も上で脚をまっすぐ伸ばして、男性の上にうつぶせに重なります。ふたりのからだがまっすぐ重なり、筏のような形になります。

女性は脚を閉じていることが多く、動きは小さく揺れる程度です。深くは入りませんが、全身がふれ合います。騎乗位で太ももが疲れたときに、そのまま前に倒れれば移れます。

動く人:女性(小さく) 深さ:浅め からだの負担:小

「筏茶臼」の図をGoogle画像検索で見る ↗

29. 時雨茶臼(しぐれちゃうす)

男性があおむけに寝て、女性が向かい合ってまたがります。女性はひざをつくか、足の裏をついてしゃがむ形で、騎乗位の基本です。

ゆっくり腰を下ろせば、深さは女性が決められます。上下に大きく動くより、前後に揺らすほうが疲れにくく、クリトリスのまわりにも当たりやすくなります。しゃがむ形は太ももが疲れるので、疲れたらひざをついた形に戻して。

動く人:女性 深さ:女性が調整 からだの負担:中(女性の太もも)

「時雨茶臼」の図をGoogle画像検索で見る ↗

30. 機織茶臼(はたおりちゃうす)

時雨茶臼から、女性が上体を少し後ろに倒し、男性の太ももやひざに手をついて、腰を前後に動かします。機(はた)を織るときの、前後に行き来する動きに似ています。

上体を後ろに倒すと、腟の前側(おなか側)に当たりやすくなります。倒しすぎると男性の付け根が痛むので、角度は少しずつ探してください。

動く人:女性 深さ:ふつう からだの負担:中

「機織茶臼」の図をGoogle画像検索で見る ↗

31. 御所車(ごしょぐるま)

男性があおむけに寝て、ひざを立てます。女性は男性にまたがり、男性の立てたひざに背中や手を預けて、上体を少し後ろに倒します。牛車(御所車)に乗ったような姿です。本によっては、脚を交差させる形に分けられていることもあります。

女性が上の形ですが、背もたれがあるぶん、ふつうの騎乗位より疲れにくくなります。男性はひざの角度を変えて、女性の上体の傾きを調整できます。

動く人:女性 深さ:ふつう からだの負担:小

「御所車」の図をGoogle画像検索で見る ↗

38. 蜉蝣(かげろう)

男性があおむけに寝て、女性は男性の上にうつぶせになり、両手とひざ(または足の裏)をついて体を少し浮かせます。

女性は腕と脚で体を支えるので、すぐに疲れます。ほかの形のあいだに少しだけ試す、くらいがちょうどいい。

動く人:女性 深さ:ふつう からだの負担:大(女性の腕と脚)

「蜉蝣」の図をGoogle画像検索で見る ↗

脚を伸ばして重なる形(34〜36)

伸長位は、脚をまっすぐ伸ばして重なる形です。女性が脚を閉じることが多く、深くは入りにくい一方、密着感があります。入れにくいので、入れてから脚を閉じるとスムーズです。

34. 唐竹割(からたけわり)

女性はあおむけで、片脚を真上にまっすぐ上げ、もう片方の脚は伸ばしたままにします。男性は女性の伸ばした脚にまたがり、上げた脚を胸で抱えます。脚が縦一直線になり、竹を割ったような姿に。

からだのやわらかさが要る形で、脚の裏や股関節が引きつれやすいです。脚が上がりきらなければ、ひざを曲げてもかまいません。

動く人:男性 深さ:深め からだの負担:大(女性の脚の裏・股関節)

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35. しがらみ(笧)

女性があおむけで脚を伸ばしてそろえ、男性が上から重なります。男性は女性の脚を、外側から自分の脚で挟みます。

女性の脚が閉じているので深くは入らず、抜けやすくなります。男性は大きく動かず、押しつけるような小さな動きのほうが合います。

動く人:男性 深さ:浅め からだの負担:小

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36. 筏崩し(いかだくずし)

女性があおむけで脚を伸ばし、足首を交差させて組みます。男性は上から重なり、脚を後ろに伸ばします。筏本手の脚の形を崩したもの。脚を組むと太ももが締まり、深さは浅めになります。女性が力を入れ続けると疲れるので、ゆるめたり締めたりしながら。

動く人:男性 深さ:浅め からだの負担:小

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変わった形(39・40)

四十八手には、実際に試すと無理がある形も入っています。名前の面白さで知られている形として読んでおき、試すなら、痛みが出たらすぐやめる前提で。

39. 砧(きぬた)

ふたりとも背を向けてよつんばいになり、お尻を合わせて入ります。砧(きぬた)は、布を打ってやわらかくする道具のこと。

男性のからだを、ふだんと逆の向きに曲げることになるので、角度に無理があります。強く動くと男性のからだを痛めることがあり、試すと痛いだけで終わる人も多い形です。ふたりで笑って終わるくらいの気持ちで。

動く人:ふたりとも(小さく) 深さ:浅め からだの負担:大(男性)

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40. 狂い獅子(くるいしし)

男性があおむけに寝て、女性が向かい合ってまたがり、上体を大きく後ろに反らせて手をつきます。ふたりがつながっているところを互いに見られる形とされます。「狂ひ獅子」と書くこともあります。

女性の背中と腰、男性の付け根の両方に負担がかかります。見られること自体が恥ずかしい人も多いので、ふたりがそうしたいと思ったときだけで十分です。

動く人:女性(小さく) 深さ:ふつう からだの負担:大

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口と手でふれる形(41〜46)

四十八手には、挿入をしない「ふれあい」の形も入っています。口でふれる形でも、性感染症がうつることがあります。コンドームや、デンタルダム(口と性器のあいだに挟む薄いシート)を使うと防ぎやすくなります。くわしいやり方は「口でふれ合うときの基本」と「手でふれ合うときの基本」に書いています。

41. 花菱責め(はなびしせめ)

「はなびしぜめ」と読まれることもあります。女性があおむけで脚を開き、男性が脚の間で、口で女性の性器にふれる形です。いまの言い方だとクンニリングス。

女性の腰の下に枕を入れると、男性の首が楽になります。強く吸う、歯を当てるのは痛みのもと。舌はやわらかく、女性の反応を見ながら。生理中や、口の中に傷・口内炎があるときは避けてください。

動く人:男性 からだの負担:小(男性の首)

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42. 尺八(しゃくはち)

男性が座るか寝て、女性が口で男性の性器にふれる形です。笛(尺八)を吹く姿にたとえた名前で、いまの言い方だとフェラチオ。

奥まで入れようとしないこと、苦しくなったら止めることが基本です。男性が女性の頭を押さえるのはやめましょう。口がふさがって話せないので、手で軽くたたくなどの「止めて」の合図を先に決めておくと安心です。

動く人:女性 からだの負担:小(女性のあご・首)

「尺八」の図をGoogle画像検索で見る ↗

43. 椋鳥(むくどり)

男性が上、女性が下になり、頭と脚を互い違いにして重なって、同時に口でふれ合う形です。いまの言い方だとシックスナイン。

上になる男性は、女性に体重をかけないよう、ひざとひじで体を支えます。下の女性は首を持ち上げ続けるとつらいので、枕で頭の高さを合わせると楽です。

動く人:ふたりとも からだの負担:中(男性の腕・女性の首)

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44. 白光錦(びゃっこうひしき)

指で女性の性器にふれる形です。「びゃっこうにしき」と読む一覧もあります。いまの言い方だと手マン。

爪を短く切って、手を洗ってから。乾いたままだと痛いので、潤滑ゼリーを使います。強く速く動かすより、ゆっくりやさしく、女性の反応を聞きながら。「もう少しゆっくり」「そこ」と言ってもらえると、ずれずにすみます。

動く人:男性 からだの負担:小

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45. 逆さ椋鳥(さかさむくどり)

椋鳥の上下を入れ替え、女性が上になるシックスナインです。

女性が上だと男性に体重がかかりにくく、動く速さも女性が決められます。女性は腕で体を支えるので、疲れたら横向きの二ツ巴に移ると楽になります。

動く人:ふたりとも からだの負担:中(女性の腕)

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46. 二ツ巴(ふたつどもえ)

ふたりとも横向きに寝て、頭と脚を互い違いにして、互いに口でふれ合います。巴の紋のように、ふたりのからだが丸く組み合う姿です。

どちらも体重を支えなくていいので、口でふれ合う形の中ではいちばん楽です。首の角度がつらければ、相手の太ももを枕にしてかまいません。

動く人:ふたりとも からだの負担:小

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立ったままの形(47・48)

立ったままの形には、転ぶ、腰を痛める、という危険があります。ベッドのそばや壁ぎわなど、支えがある場所で、短い時間だけ試してください。

47. 立鼎(たちかなえ)

向かい合って立ち、女性が片脚を上げて男性の腰に回すか、男性がその脚を腕で抱えて入ります。別名は「鯉の滝登り」。鼎(かなえ)は三本脚の器で、ふたりの脚が三本に見える姿からの名前と言われます。

身長差があると高さが合わず、うまく入らないことが多いです。低いほうが段差に乗る、女性が壁にもたれる、で安定します。片脚立ちになる人がふらついたら、すぐ下ろしてください。

動く人:男性 深さ:ふつう からだの負担:大(片脚で立つ人)

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48. 櫓立ち(やぐらだち)

男性が女性を抱え上げ、女性は脚を男性の腰に、腕を男性の首に回してしがみつきます。別名は「駅弁」。

男性の腰と腕に大きな負担がかかり、落とすと大けがにつながります。試すなら、男性が壁に背中を預ける、すぐ後ろにベッドがある場所で、短い時間だけ。腰に不安がある人はやめておきましょう。持ち上げる途中で「無理」と思ったら、それで終わりにしていい形です。

動く人:男性 深さ:深め からだの負担:大(男性の腰・腕)

「櫓立ち」の図をGoogle画像検索で見る ↗

48手に入っていない、よく聞く名前

上の48には入っていないものの、四十八手の名前として紹介されることがある名前です。どの名前にどの形を当てるかは、紹介する本や記事によって違います。

名前(読み方) よく紹介される形 図
松葉崩し(まつばくずし) 女性が横向きで片脚を上げ、男性が脚を交差させて入る。燕返し・零れ松葉と同じ形とされることも 「松葉崩し」の図 ↗
窓の月(まどのつき) ふたりとも同じ向きに横になり、男性が女性の背中側から寄り添う。負担が少ない形としてよく挙げられる 「窓の月」の図 ↗
鵯越え(ひよどりごえ) 後ろからの形で、女性が胸をベッドにつけて上体を低くし、腰だけを高くする 「鵯越え」の図 ↗
百閉(ひゃくへい) 女性が上の形で、女性が前に倒れて男性と胸を合わせる 「百閉」の図 ↗
茶臼のばし(ちゃうすのばし) 女性が上の形で、女性が脚を後ろに伸ばして重なる 「茶臼のばし」の図 ↗
抱き地蔵(だきじぞう) 座って向かい合う形で、男性がひざを立てて女性を抱きかかえる 「抱き地蔵」の図 ↗
岩清水(いわしみず) 口で女性にふれる形の呼び名として紹介されることがある 「岩清水」の図 ↗

試す前に決めておくこと

新しい形は、最初はぎこちなくて当たり前です。うまく入らない、姿勢がつらい、で、いつもの形に戻るのもよくあること。戻せるようにしておけば、気軽に試せます。

決めておくこと 中身
やってみたい形を言葉で伝える 始める前か、雰囲気のいいときに。「今度、横向きでしてみたい」くらいで十分。名前が分からなければ、図を一緒に見る
「止めて」の合図 「痛い」「止めて」の言葉か、手で2回たたくなど。顔が見えない後ろからの形、口がふさがる形では先に決めておく
どちらかが嫌なら、その形はしない 途中でやめていい。言われた側は理由を問いつめない
コンドーム 挿入する形では、最初から最後までつける(避妊と性感染症の予防)。形を変えるたびに、外れていないか・ずれていないか確かめる
清潔 始める前に手を洗い、爪を短く切っておく。口でふれる形の前は、シャワーで洗っておくと気持ちよく過ごせる
潤滑ゼリー 手元に置いておく。時間がたつと乾いてくるので足す
場所 ベッドから落ちない広さ。立つ形は、すべらない床と支えになる壁
からだの状態 腰・ひざ・首・股関節に痛みがある人、からだがかたい人は、負担「大」の形を避ける

痛いとき・つらいときの切り替え表

痛いのを我慢して続ける必要はありません。一度抜いて、負担の少ない形に切り替えてください。

こんなとき 切り替え先
奥に当たって痛い 時雨茶臼(女性が深さを決める)、浮橋、筏本手(浅め)
女性の股関節がつらい 浜千鳥、潰し駒掛け
よつんばいでひざが痛い 潰し駒掛け
息が苦しい(笠舟本手・深山本手) 網代本手、浜千鳥
男性の腕や腰が疲れた 入船本手、時雨茶臼
女性の太ももが疲れた(女性が上) 筏茶臼、本茶臼
ふたりとも疲れた 浮橋、本茶臼
乾いてこすれる 一度抜いて、ゼリーを足す

体位を変えたあとも痛みが続く、毎回痛い、というときは「体位によって痛いとき」も読んでみてください。

よくある疑問

四十八手は全部覚えたほうがいい?

覚えなくていいです。名前を知らなくても、「脚を上げてみて」「横になろう」で十分伝わります。このページは、気になったときに引く辞書のように使ってください。

はじめて試すなら、どれから?

負担が「小」の形からが試しやすいです。たとえば、揚羽本手・鶺鴒本手(向かい合う形の変化)、浮橋(横向き)、本茶臼(座る)、時雨茶臼(女性が上)。どれも、いつもの形から少し脚を動かすだけで移れます。はじめての人は「はじめてに向く姿勢」も読んでみてください。

本によって名前と形が違うのはなぜ?

もとになった江戸時代の本から、いろいろな人が書き写したり、名前を足したりしてきたからです。同じ名前でも、本によって脚の位置が違うことがあります。どれかが間違い、というより、呼び方の違いと考えてください。

駅弁(櫓立ち)をやってみたいけれど、危ない?

男性の腰を痛める、女性を落とす、という危険がある形です。試すなら、男性が壁に背中を預け、すぐ後ろにベッドがある場所で、短い時間だけにしてください。腰に不安がある人はやめておきましょう。

相手が試したい形が、自分にはつらい

「この形は少しつらいから、こっちがいいな」と、代わりの形を出すと伝えやすくなります。切り替え表から、近い形を選んでみてください。つらいのを我慢して続けると、次からその形が怖くなってしまいます。

図の検索結果に、露骨な画像が出てきた

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妊娠中に試していい形は?

妊娠中の性行為は、体調や妊娠の経過によって注意が必要です。おなかを圧迫しない横向きの形が挙げられることが多いですが、してよいかどうかを含めて、まず医師に確かめてください。

同性どうしでも参考になる?

四十八手は男女の組み合わせを前提にした名前ですが、脚の組み方やからだの向きは、ほかの組み合わせでも参考になります。挿入しない形(口と手でふれる形)は、そのまま使えるものも多いです。

相談できるところ

悩み 相談先
どの形でも痛い・出血がある 婦人科
勃起・射精の悩み、付け根や性器の痛み 泌尿器科
腰・ひざ・股関節を痛めた 整形外科
性感染症が心配 保健所(HIV・梅毒などを無料・匿名で検査できるところがある。検査の項目や費用は地域で違う)、婦人科・泌尿器科

ほかの相談先は「相談先のページ」にまとめています。

出典

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