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【気持ちよさ】Gスポットとは?膣のどこにある?場所の探し方と感じ方の個人差

ロコ
ロコの結論
「Gスポットって、どこにあるの?」「自分には無いのかも」と気になっている人は多いですよね。Gスポットは、腟の入り口から少し入った前側(おなか側)のあたりを指す言葉としてよく使われます。ただ、研究では場所や存在の結論がそろっていないんです。感じる人も感じない人もいて、見つからなくてもおかしくありません。

雑誌やネットで「Gスポットで中イキ」という言葉をよく見かける。自分でも探してみたけれど、どこがそうなのか分からない。パートナーに聞かれても答えられない。もしかして、自分のからだにはないのかな。そんなふうに不安になっている人もいるかもしれません。

このページでは、Gスポットと呼ばれる場所について、分かっていること・分かっていないことを整理しました。見つけることを目標にするより、自分のからだを知るためのヒントとして読んでみてください。

Gスポットの早見表

知っておきたいこと 中身
よく言われる場所 腟の入り口から少し入った、前側(おなか側)の壁のあたり
名前の由来 この場所を報告した医師の名前の頭文字から
研究での扱い 存在や場所、大きさについて、結論がそろっていない
感じ方 感じる人も、感じない人もいる。個人差が大きい
見つからないとき おかしなことではない

膣の中の「スポット」の呼び方

「膣 スポット」で調べると、Gスポットのほかにもいくつかの呼び方が出てきます。どれも医学で決まった器官の名前ではなく、感じやすいと言われる場所につけられた俗な呼び方です。

呼び方 よく言われる場所
Gスポット 入り口から数センチ、おなか側の壁
ポルチオ いちばん奥の、子宮の入り口(子宮頸部)のあたり
Aスポット Gスポットと子宮頸部のあいだの、おなか側の奥のほう
入り口のまわり 膣口のふち。膣の中でも感覚が多いと言われる

名前がたくさんあると、全部見つけなきゃいけない気がしてきますよね。でも、どれも「感じる人がいる場所」という意味でしかありません。ポルチオについては「ポルチオとは?」にくわしく書いています。

場所をもう少し具体的に

仰向けでひざを立てた姿勢で、指の腹を上(おなか側)に向けて入れたとき、指の第1〜第2関節くらいのところです。触れると、まわりより少しざらっとしている、ふくらんでいる、と感じる人もいます。興奮しているときのほうが分かりやすい、とも言われます。何も変わらない、と感じる人も多いです。

研究ではどう言われている?

Gスポットについては、これまでたくさんの研究がありますが、結論はそろっていません。2021年に発表された、これまでの研究をまとめて見直した論文(系統的レビュー)では、Gスポットがはっきりした構造として存在するかは確かめられておらず、存在するとした研究のあいだでも、場所や大きさ、何でできているかの意見が一致していない、と報告されています。

一方で、同じ論文の中では、アンケートで「腟の中に感じやすい場所がある」と答えた女性が多くいたことも紹介されています。

分かっていること 分かっていないこと
腟の前側に感じやすい場所があると答える人は多い それが特別な器官なのかどうか
感じ方には個人差が大きい 誰にでもあるのかどうか
周りの組織(クリトリスの内側の部分や尿道のまわり)が関係しているという考え方もある 場所や大きさのはっきりした基準

つまり、「Gスポット」は、はっきりした器官の名前というより、「腟の前側で感じやすいことがある場所」をまとめて呼んでいる言葉、と考えると分かりやすいんです。

感じ方は人によってちがう

感じ方 よくある声
気持ちいい じわじわと広がるような感じがする
尿意のように感じる トイレに行きたくなるような感覚がある
よく分からない ふれても特に何も感じない
違和感がある 押されると少し苦しい

尿意のように感じるのは、この場所が尿道の近くにあるためだと言われています。くわしくは「挿入の途中でトイレに行きたくなるのはなぜ?」に。

興奮しているかどうかで変わる

同じ場所でも、気持ちがリラックスしていて、からだが十分に興奮しているときと、そうでないときでは、感じ方が変わります。緊張しているときや、潤いが足りないときは、ふれられても気持ちよさより違和感のほうが大きくなることもあります。

ふれてみるときの基本

自分でふれてみたい、パートナーにふれてもらいたい、というときは、次のことを大切にしてください。

大切なこと ポイント
清潔 手を洗う。爪を短く整える
潤い 十分に濡れてから。足りなければ潤滑ゼリーを
力加減 強く押さない。やさしく、ゆっくり
気持ち リラックスできる時間と場所で
やめどき 痛い・違和感があればすぐにやめる

指でふれるときの清潔や力加減は、「指でふれるときの基本」にまとめています。

「見つからない」ときの考え方

探してみても、どこがそうなのか分からない。そういう人はたくさんいます。

  • 研究でも結論がそろっていないので、見つからないのはおかしくない
  • 感じやすい場所は、人によって前側だったり、ほかの場所だったりする
  • クリトリスへの刺激のほうが気持ちいい人も多い
  • 「見つけなきゃ」と思うほど、緊張して感じにくくなる

Gスポットは、気持ちよさの「正解」ではありません。自分にとって心地いい場所を知ることのほうが、ずっと大切なんです。

パートナーと話すとき

伝えたいこと 言葉の例
探されるのが負担 「探さなくていいよ。今のままで気持ちいいから」
力が強い 「もう少しやさしくがいいな」
違和感がある 「そこは少し苦しいかも」
一緒に試したい 「ゆっくり、どこが気持ちいいか探してみたいな」

Gスポットと、クリトリスの内側の関係

最近は、クリトリスがからだの内側に大きく広がっていることが知られるようになり、腟の前側で感じる気持ちよさには、クリトリスの内側の部分や、尿道のまわりの組織が関わっているのでは、という考え方もあります。

考え方 中身
特別な器官がある はっきりした器官として確かめられてはいない
まわりの組織がまとまって感じている クリトリスの内側・尿道のまわりなどが関わる、という考え方
人によって場所がちがう 感じやすい場所が前側とは限らない

どの考え方が正しいかは、まだはっきりしていません。大切なのは、名前にとらわれず、自分のからだが心地いいと感じる場所を知ることなんです。

自分で確かめてみたいときの順番

順番 ポイント
1. 外で気持ちよくなる からだがゆるみ、潤いが出てから
2. 入り口にふれる 指先でやさしく。違和感がないか確かめる
3. 前側にふれてみる おなか側の壁に、軽くふれる
4. 感じ方を確かめる 気持ちいい・尿意のよう・何も感じない、のどれか
5. 無理しない 違和感や痛みがあれば、そこでやめる

一度で何かが分かるとは限りません。日をあけて、何度か試してみる人もいます。

よくある場面と考え方

パートナーに「ここがGスポットだよ」と言われて、強く押された。気持ちいいというより、少し苦しかった。そんなときは、その感覚を大切にしてください。相手が言う場所が、自分にとって心地いい場所とは限りません。「もう少しやさしく」「そこじゃないほうがいい」と伝えてかまわないんです。

よくある疑問

Gスポットで感じないと中イキできない?

そんなことはありません。中イキの感じ方も、どこで感じるかも、人によってちがいます。くわしくは「中イキと外イキの違い」に。

男性にもGスポットがある?

男性の場合、前立腺を指して「男性のGスポット」と呼ぶことがあります。女性のGスポットとは別のものです。

ふれたら痛いのは、おかしい?

痛みがあるときは、すぐにやめてください。潤いが足りない、力が強い、緊張している、などの理由が多いですが、毎回痛いときは婦人科で相談してください。

パートナーに「Gスポットを探したい」と言われた

探してもらうのが心地いいなら、一緒に試してもいいし、負担なら断ってもかまいません。探されることがプレッシャーになるなら、「見つからなくても気持ちいいから大丈夫」と伝えてください。

Gスポットで感じるようになるまで、どのくらいかかる?

期間の目安はありません。感じるようにならない人もいて、それもおかしなことではありません。

グッズを使うと見つかりやすい?

前側に当たりやすい形のグッズもありますが、見つかるとは限りません。使うなら、清潔にして、やさしく。

相談できるところ

悩み 相談先
ふれると痛い・出血する 婦人科
感じにくさが続いてつらい 婦人科・性機能外来のある医療機関
ふたりの関係の悩み カウンセリング
出典

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