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【SM・ドミサブ】首輪・呼び名など、主従を感じる小物とルール

ロコ
ロコの結論
首輪や呼び名は、ふたりの関係を感じるための小物として使われることがあるんです。ただ、首輪は首に着けるものなので、締めない・引っぱらない・つないで固定しない・眠るときは外す、が欠かせない約束です。日常に持ちこむなら、いつでも見直せることを前提に決めてください。

ドミサブや主従の関係を楽しむ人のあいだでは、首輪(カラー)をつける、特別な呼び方をする、小さな決めごとをつくる、といった「関係を感じるための小物」が使われることがあります。ふたりだけの合図のようなもので、気持ちを切りかえるスイッチになる、という人もいますよね。

このページでは、そうした小物とルールの使い方と、安全のための約束をまとめました。

よく使われる小物・ルール

種類 例 意味として語られること
首輪(カラー) プレイのときだけ着ける 役割に入る合図・関係の証
ふだん使いのアクセサリー チョーカー・ブレスレット 人前でもふたりだけが分かるしるし
呼び名 プレイのときだけの呼び方 役割を意識する
決めごと 「寝る前に連絡する」など つながりを感じる
合図 特定の言葉・しぐさ プレイの始まりと終わり

どれも、ふたりが合意して、楽しいと感じているから意味があるものです。

首輪の安全

首輪は首に着けるものなので、ほかの小物より安全への気配りが必要です。

約束 理由
締めない 首は呼吸と血流にかかわる。指が2本入るくらいのゆとりを
引っぱらない 首に強い力がかかる
リードや鎖で何かに固定しない 転んだ・倒れたときに首が締まる
眠るときは外す 寝返りで締まる・引っかかるおそれ
ひとりのときに着けたままにしない 異変があっても助けを呼べない
すぐ外せる留め具を選ぶ 鍵つきのものは避ける

首にかかわる行為には、安全なやり方はありません。首輪は「着けている」ことを楽しむものと考えて、首を締める道具として使わないでください。くわしくは「命にかかわる行為:首・呼吸・吊り・電気」へ。

リード(ひも)をつなぐとき

首輪にリードをつけて、引くのではなく「持つ」だけ、という使い方をする人もいます。その場合も、引っぱらない、つないだまま歩かせない、つないで固定しない、を守ってください。首ではなく手首のカフにリードをつなぐほうが、からだへの危険は小さくなります。

呼び名・決めごとのルール

決めておくこと 例
どこで使うか ふたりきりのとき・プレイのときだけ
人前ではどうするか ふだんの呼び方に戻す
言われたくない呼び方 本気で傷つく言葉は使わない
決めごとの範囲 生活・仕事・お金のことは入れない
やめたくなったら どちらかが言えば、すぐやめる

日常に持ちこむとき

「ふだんからチョーカーを着けていたい」「毎日の決めごとがあると安心する」と、主従の関係の一部を日常に取り入れる人もいます。そのときに気をつけたいのは、日常の自由まで奪われていないかです。

心地いい日常のルール 注意が必要な日常のルール
ふたりとも楽しいと思っている 片方だけが守らされている
守れなかったら話し合う 守れないと怒られる・罰がある
友人・家族・仕事は自由 誰と会うか、何を着るかまで決められる
いつでも見直せる やめたいと言うと責められる

右の列に当てはまることが増えてきたら、それは主従の楽しみではなく、支配になっているかもしれません。「ドミサブ・SMとDV・モラハラの違い」も読んでみてください。

外したくなったら

首輪や呼び名をやめたい、と思うこともあります。気持ちが変わったのか、関係が変わったのか、理由はさまざまです。

  • 「しばらく外したい」と言っていい
  • 理由をくわしく説明しなくていい
  • 外したことを責める相手とは、関係そのものを見直す

首輪を選ぶときの見方

見方 理由
幅が広く、やわらかい素材 首に食いこみにくい
内側にパッドがある こすれを防ぐ
留め具がすぐ外せる バックル・面ファスナーなど
鍵がついていない 外せなくなる危険
金属のとがった飾りが無い 首を傷つけない

着けたあとは、首と首輪のあいだに指が2本ほど入るか確かめてください。息苦しさや、首のまわりの赤みが出たら、すぐに外します。

呼び名を決めるときのヒント

ヒント 理由
ふたりとも呼ばれて心地いいものを 片方だけが楽しい呼び名は続かない
人前でうっかり出ても困らないものも考える 生活の場面で気まずくならないように
本気で傷つく言葉は使わない 容姿・過去・家族にかかわる言葉は避ける
変えたくなったら変える 関係とともに変わっていい

呼び名は、ふたりだけの合図のようなものです。ふたりが笑って使えるものを選んでください。

小物を使わない主従の形

形 例
言葉の決まり 始まりと終わりの言葉を決める
時間の決まり 週末の夜だけ
しぐさの合図 手をにぎる・肩にふれる

小物が無くても、ふたりで決めた合図があれば、気持ちを切りかえることはできます。首に何かを着けることに不安があるなら、こうした形から始めるのも方法です。

よくある疑問

人前でチョーカーを着けていても大丈夫?

ふつうのアクセサリーとして着けるなら、周りには分かりません。ただ、人前で主従を感じさせるふるまいをすると、周りの人を巻きこむことになります。ふたりだけの楽しみにとどめてください。

首輪をもらったら、関係から抜けられない気がする

物は、ただの物です。いつでも外していいし、返してもいいんです。

相手から首輪を強く引っぱられた

決めた約束を破られたことになります。すぐに伝えてください。首に強い力がかかったあとに、息苦しさ・声のかすれ・頭痛・気分の悪さがあれば、医療機関で診てもらってください。

首輪を着けて外出したいと言われた

人前でのふるまいは、周りの人を巻きこみます。ふつうのアクセサリーとして見える範囲にとどめるか、ふたりきりの場所だけにするのが安心です。

首輪をもらったけど、肌に合わない

かゆみや赤みが出たら、すぐに外してください。素材が合わないこともあります。気持ちを伝えて、別の小物に変えてもいいんです。

相談できるところ

悩み 相談先
首の痛み・息苦しさ 医療機関・救急(119)
生活まで支配されている DV相談窓口・配偶者暴力相談支援センター
関係のことで悩んでいる カウンセリング

小物やルールは、ふたりの気持ちを結ぶための遊び道具です。縛るためではなく、つながるために使ってください。

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