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【グッズ(大人のおもちゃ)】「媚薬」は効く?知っておきたいこと

ロコ
ロコの結論
「媚薬」と書かれた商品を見て、本当に効くのか気になったことはありませんか?飲めば誰でもその気になる、と言い切れるものは見当たらないんです。塗るものでかぶれたり、表示にない成分が入っていたりすることもあります。そして、相手に黙って飲ませたり使ったりするのは、性暴力です。気分を高めたいなら、ふたりの時間や雰囲気づくりのほうがずっと確かです。

ネットで「媚薬」と書かれた商品を見かけた。パートナーとのセックスがマンネリで、何か刺激がほしい。気分が乗らない自分を変えたい。「飲むだけで」「塗るだけで」という言葉に、気持ちが動くこともあるかもしれません。

このページでは、「媚薬」として売られているものについて、知っておきたいことをまとめました。特定の商品をすすめるものではなく、商品の評価をするものでもありません。

「媚薬」として売られているもの

種類 中身
飲むもの サプリメント・ドリンクなど
塗るもの ジェル・クリーム・オイルなど。温かく感じる・すーっとするもの
香りのもの 香水・アロマなど
食べるもの お菓子・チョコレートなど

「媚薬」という呼び方は、商品の雰囲気を伝える言葉として使われていることがほとんどです。

「誰でもその気になる」とは言い切れない

よく見る言葉 考え方
「飲むだけでその気に」 誰にでも、そう言い切れるものは見当たらない
「感度が上がる」 感じ方には個人差が大きい
「体験談で大好評」 本当かどうか確かめられない
時間を区切って「効く」と言う言葉 言い切れるものではない

性欲や気持ちよさは、気持ち・体調・相手との関係・雰囲気など、いろいろなことに左右されます。「これを使えば」という1つのもので変わるほど、単純ではありません。

塗るもので温かく感じたり、すーっとしたりするのは、肌への刺激によるものです。その感覚を楽しむ人もいますが、それで感じやすくなるかどうかは人それぞれです。

からだのために気をつけたいこと

気をつけたいこと 理由
塗るもので肌がかぶれる 粘膜はとても敏感。しみる・赤くなることも
表示にない成分 ネットで買うものに、表示にない医薬品の成分が入っていた例がある
持病・飲んでいる薬 飲み合わせで具合が悪くなることも
お酒と一緒に 判断力が落ち、具合が悪くなることも

海外から取り寄せるものや、出どころの分からないものは、とくに注意してください。具合が悪くなったら、すぐに使うのをやめて医療機関を受診してください。

塗るものを試すときは、まず腕の内側などで少量を試し、かゆみや赤みが出ないか確かめてから、という人もいます。粘膜には使わないと書かれているものもあるので、説明書をよく読んでください。

相手に黙って使うのは性暴力

してはいけないこと 理由
飲み物に黙って入れる 相手の同意がない。性暴力
「サプリだよ」とだまして飲ませる 相手の同意がない。性暴力
酔わせてから使う 判断できない状態での行為は同意とは言えない

相手に黙って何かを飲ませたり、使ったりしてセックスをすることは、性暴力です。どんな理由があっても、してはいけません。

もし、「飲み物を飲んだあとから記憶がない」「急に強い眠気がきた」ということがあったら、それはあなたのせいではありません。ワンストップ支援センター(#8891)に相談してください。くわしくは「酔っているときの同意」に。

気分を高めるために役立つこと

役立つこと ポイント
ふたりの時間をつくる 疲れていない日、時間に余裕のある日に
雰囲気づくり 明かり・音楽・香り
前戯を長めに からだがその気になるには時間がかかる
話す 「最近どう?」「こうしてみたい」
体調を整える 睡眠・疲れ・ストレス

香りや明かりで雰囲気をつくるのは、ふたりで楽しむための工夫として、多くの人がしていることです。くわしくは「前戯の基本:ふれあいの時間の進め方」に。

気分が乗らない悩みが続くとき

こんなとき 考えたいこと
性欲がずっとない 疲れ・ストレス・薬・ホルモン・関係のこと
勃起しにくい EDかもしれない。泌尿器科で相談
濡れにくい・痛い 婦人科で相談
相手との関係に悩む ふたりで話す・カウンセリング

「その気にならない」のは、自分のせい?

媚薬が気になる背景には、「自分がその気にならない」「パートナーがその気になってくれない」という悩みがあることも多いと思います。

よくある理由 考え方
疲れ・寝不足 からだに余裕がないと、性欲は出にくい
ストレス 仕事や家のことで頭がいっぱい
関係の悩み わだかまりがあると、その気になりにくい
ホルモン・年齢・薬 時期や体調によって変わる
いつも同じ流れ マンネリで気持ちが動かない

その気にならないのは、誰かが悪いわけではありません。まずは疲れや関係のことを見直してみるほうが、何かを使うより近道になることが多いです。マンネリについては「マンネリを感じたときの工夫」に。

パートナーに「使ってみたい」と言われたら

気持ち できること
興味がある 何を使うのか、表示や成分を一緒に確かめる
少し不安 「まず香りのものからにしたい」など、できる範囲を伝える
使いたくない 「使いたくない」と断ってかまわない
「飲むだけだから」と押される 断っても押しつけてくるのは危ないサイン

使うかどうかは、ふたりで話して決めることです。嫌なことは断ってかまいません。

よくある疑問

使ってみたい。どうすればいい?

使うなら、ふたりで話して合意したうえで、表示の分かるものを、説明書どおりに。肌に合わなければすぐやめてください。

塗ったらヒリヒリする

すぐに洗い流して、使うのをやめてください。腫れや痛みが続くときは、婦人科・泌尿器科・皮膚科で相談を。

媚薬で勃起する?

勃起しにくい悩みは、EDの治療で相談できます。医師の診察で処方される薬があります。くわしくは「ED治療薬とは?受診の流れと、ネットで買う危険」に。

香りのものなら安全?

香りで気分を変える、という楽しみ方をする人はいます。ただ、香りが強すぎて頭が痛くなる、肌に直接つけてかぶれる、ということもあるので、使い方を守ってください。

海外の商品なら効く?

海外のものだから効く、ということはありません。むしろ、表示が読めない、成分が分からない、というものは、からだへの危険が大きくなります。

相談できるところ

悩み 相談先
使ったあと具合が悪い 医療機関
飲み物に何か入れられたかも ワンストップ支援センター(#8891)・警察
性欲や勃起の悩み 婦人科・泌尿器科

このページのポイント

  • 「媚薬」に、誰でもその気になると言い切れるものは見当たらない
  • 塗るものでかぶれる、表示にない成分が入っていた例がある
  • 相手に黙って飲ませる・使うのは性暴力
  • 気分を高めるには、時間・雰囲気・前戯・体調のほうがずっと確か

まとめ

「媚薬」として売られているものに、誰でもその気になる、と言い切れるものは見当たりません。塗るものでかぶれたり、表示にない成分が入っていたりすることもあります。相手に黙って飲ませたり使ったりするのは、性暴力で、決してしてはいけません。気分を高めたいなら、ふたりの時間や雰囲気づくり、前戯の時間のほうがずっと確かです。

ふたりで心地いい時間をつくることを、いちばん大切にしてください。

出典

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