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【グッズ(大人のおもちゃ)】ふたりでグッズを使うときの決めごと

ロコ
ロコの結論
ふたりでグッズを使うと、ふれあいの幅が広がりますよね。でも、どちらか一方の思いつきで使い始めると、相手が戸惑ったり、いやな思いをしたりすることもあるんです。使うかどうか、何を、どのくらいの強さで、やめる合図は。前もって決めておくと、ふたりとも安心して楽しめます。

パートナーがグッズを買ってきて、「今日これ使ってみよう」と言われた。興味はあるけれど、いきなりで心の準備ができていない。あるいは、自分が使ってみたいけれど、相手にどう切り出せばいいか分からない。ふたりでグッズを使うときは、こんな迷いがつきものです。

このページでは、ふたりでグッズを使うときに前もって決めておきたいことをまとめました。グッズの選び方は「2人で使うグッズの選び方」に。これからグッズを使ってみたいふたりにも、すでに使っているふたりにも読んでほしい内容です。

決めておきたいことの一覧

決めること 例
使うかどうか お互いが「使ってみたい」と思えているか
何を使うか ローター・バイブ・ディルド・目隠しなど
誰に使うか 女性に・男性に・お互いに
どこに使うか 外側だけ・中にも、など
強さ 振動の強さ・動かし方
やめる合図 「ストップ」と言ったらすぐ止める
清潔 使う前後に洗う、コンドームをかぶせる
共有のしかた 人と共有しない、ふたりで使うときもコンドームを替える

使うかどうかの同意

グッズを使うのは、ふたりが望んでいるときだけです。

切り出し方の例 ポイント
「こういうの、興味ある?」 押しつけない聞き方
「一緒に選んでみない?」 相手も選ぶ側になる
「いやだったら、すぐやめるね」 安心してもらう

ふれあいの最中にいきなり取り出すより、別の落ち着いた時間に話しておくほうが、相手も考える余裕があります。

使い方の基本

ステップ ポイント
1. 洗う 使う前に、説明書のとおりに
2. コンドームをかぶせる 清潔を保ちやすい。中に入れるものは特に
3. 潤滑ゼリーを使う 水性で、素材に合ったもの
4. 弱い強さから 振動は一番弱いところから
5. 外側から いきなり中に入れない
6. 相手の反応を見る 「強さはどう?」と聞く
7. 使い終わったら洗って乾かす 保管の前にしっかり乾かす

ローターを使うとき

小さなローターは、ふたりのふれあいに取り入れやすいグッズです。前戯でクリトリスのまわりに軽く当てる、挿入中に外側に当てる、など。強さは弱めから、相手が心地いいかどうかを聞きながら調整してください。

中に入れるグッズを使うとき

バイブやディルドなど、中に入れるグッズを相手に使うときは、とくにゆっくり、やさしく。相手が自分で入れるのを手伝う形のほうが、深さや角度を調整しやすく、安心です。

相手を置き去りにしない

気をつけたいこと 理由
グッズに任せきりにしない ふれあいが「作業」になってしまう
相手の顔を見る 表情で心地よさや不安が分かる
キスや声かけを続ける 一緒にいる安心感を保つ
相手の希望を優先する 自分が試したいことより、相手の心地よさ

グッズは、ふたりのふれあいを広げる道具です。グッズがあるからといって、相手とのふれあいがなくなってしまっては本末転倒です。

清潔と性感染症

気をつけたいこと 理由
人と共有しない 性感染症がうつることがある
ふたりで使うときもコンドームを替える 相手のからだに使う前に替える
お尻に使ったものを性器に使わない 腸の菌がうつる
使用後は洗う 雑菌がふえるのを防ぐ

くわしくは「グッズを安全に使うために」「グッズの洗い方と衛生」に。

SMグッズ(目隠し・拘束具など)を使うとき

目隠しや拘束具などを使うときは、さらに慎重な決めごとが必要です。とくに、すぐにほどける・はずせること、首や呼吸にかかわるものは使わないこと、やめる合図を決めておくことが欠かせません。くわしくは「事前に決めておくこと」に。

よくある場面と考え方

パートナーが突然グッズを取り出して、使われた。いやではなかったけれど、心の準備ができていなくて戸惑った。そんな経験をした人もいると思います。グッズを使うこと自体はいいことでも、いきなり使われると、驚きや不安が先に立ってしまいます。だからこそ、前もって話しておくことが大切なんです。

使ってみて合わなかったときも、「これはちょっと苦手だった」と伝えてかまいません。ふたりで試して、ふたりで決めていく。その過程そのものが、ふたりの関係を深めてくれます。

使ったあとの振り返り

振り返ること 例
よかったこと 「このくらいの強さがよかった」
いやだったこと 「中に入れるのは、まだ苦手かも」
次に試したいこと 「今度はこっちも使ってみたい」
片づけ 洗って乾かす・保管の場所

使ったあとに少し話すだけで、次はもっと心地よく使えるようになります。

グッズはふたりの関係を映す

グッズを使うかどうか、どう使うかを話し合う過程は、ふたりがどれだけ本音で話せるかを映す鏡でもあります。いやなことはいやと言える、試したいことを言える。そうした関係があってはじめて、グッズはふたりのふれあいを豊かにしてくれます。話し合いそのものを、楽しんでみてください。

よくある疑問

グッズを使いたいと言ったら、相手に引かれそう

「興味があるんだけど、どう思う?」と、相手の気持ちを聞く形で切り出してみてください。いやと言われたら、無理に使わないことが大切です。

相手がグッズを使いたがるけれど、自分はいや

いやなことは、いやと伝えてかまいません。「今はまだ気が進まない」でも十分です。

グッズを使うと、相手が「自分では足りないのか」と落ちこまない?

グッズは相手の代わりではなく、ふたりで楽しむための道具だと伝えると、安心してもらいやすくなります。

グッズを使うと、相手がグッズばかり使うようになった

「グッズもいいけど、あなたにさわってほしい」と、ふれあいの大切さを伝えてみてください。

グッズを使ったら、相手が痛がった

すぐに止めて、強さや使い方を見直してください。痛みや出血が続くときは、婦人科・泌尿器科で相談してください。

グッズの話を切り出すタイミングが分からない

一緒にネットで見ている、などの自然なきっかけがあるときに、「こういうの、どう思う?」と聞いてみてください。

相談できるところ

悩み 相談先
使ったあとの痛み・かゆみ・出血 婦人科・泌尿器科
いやだと言っても使われる ワンストップ支援センター(#8891)・配偶者暴力相談支援センター

このページのポイント

  • 使うかどうか、お互いに同意したか
  • 何を・どこに・どのくらいの強さで
  • やめる合図
  • 清潔とコンドーム
  • 人と共有しない

まとめ

ふたりでグッズを使うときは、使うかどうかの同意、何を・誰に・どこに・どのくらいの強さで、やめる合図、清潔とコンドーム、を前もって決めておくと安心です。弱い強さから、外側から、相手の反応を見ながら。グッズに任せきりにせず、キスや声かけを続けて、ふたりのふれあいを広げる道具として楽しんでください。話し合いと決めごとがあれば、グッズはふたりの時間を楽しく広げてくれます。いやなことはいやと言い合える関係で、楽しんでください。

出典

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