【パートナーと関係】マンネリを感じたときの工夫

付き合って何年もたつと、セックスの流れがいつも決まってしまう。キスをして、少しふれて、同じ体位で、同じように終わる。嫌いになったわけではないけれど、ドキドキすることは少なくなった。そんなふうに感じているカップルは多いと思います。
このページでは、マンネリを感じたときの工夫をまとめました。マンネリに悩むのは、ふたりの関係を大切にしたい気持ちがあるからこそです。
マンネリになる理由
| 理由 | 中身 |
|---|---|
| 流れが決まっている | 同じ順番、同じ体位 |
| 時間帯が決まっている | 寝る前の疲れた時間ばかり |
| 生活の変化 | 仕事・子育て・介護で余裕がない |
| 会話が減った | 性のことを話す機会がない |
| 安心感が強い | ドキドキより、落ち着きが大きくなる |
マンネリは、悪いことばかりではありません。安心して一緒にいられる、という関係の安定のあらわれでもあるんです。
小さな変化から始める工夫
| 変えること | 例 |
|---|---|
| 時間帯 | 夜ではなく、休日の朝や昼に |
| 場所 | 寝室以外の部屋、旅行先のホテル |
| 順番 | いつもとちがうところからふれ始める |
| 明るさ | 明かりを少し変える、キャンドルを使う |
| 音 | 好きな音楽を流す |
| 準備 | 一緒にシャワーを浴びてから |
一緒にお風呂に入る
一緒にお風呂に入るのは、手軽で効果的な工夫のひとつです。からだを洗い合う、湯船でくっつく、マッサージをし合う。セックスにつなげなくても、ふたりの距離がぐっと近くなります。
服装や下着を変える
いつもとちがう服装や下着は、相手にも自分にも新鮮な気持ちをもたらしてくれます。
| 工夫 | 例 |
|---|---|
| 下着を変える | いつもとちがう色や形 |
| 部屋着を変える | 少しおしゃれなものに |
| ふたりで出かける | デートの服で、そのまま |
| コスプレ | ふたりが楽しめるなら |
コスプレなど、役になりきる遊びをするときは、ふたりが楽しめる範囲で、いやなことはしない、と決めておいてください。
ふれあいの中身を変える工夫
| 工夫 | 例 |
|---|---|
| 前戯を長くする | ふれあいの時間をたっぷり |
| 挿入しない日をつくる | キスやマッサージ、手でのふれあいだけ |
| 体位を変える | 女性が上、横向きなど |
| リードする人を変える | いつもとちがうほうが主導する |
| グッズを取り入れる | ふたりで選んで、決めごとをしてから |
| 目隠しをする | ふれられる感覚に集中できる。すぐはずせるように |
体位のやり方は「体位の基本」に、グッズのことは「ふたりでグッズを使うときの決めごと」にまとめています。
話し合いの切り出し方
| 切り出し方 | ポイント |
|---|---|
| 「今度、ちがうこともしてみたいな」 | 今を否定せず、提案の形で |
| 「最近、ゆっくりする時間がないね」 | 時間のことから話す |
| 「どんなことしてみたい?」 | 相手の希望を聞く |
| 「一緒にお風呂入らない?」 | 小さな提案から |
「マンネリだよね」と言うと、相手は責められたように感じることもあります。今の関係を大切に思っていることを伝えたうえで、「もっと楽しみたい」という気持ちを伝えてみてください。
しない時期があってもいい
忙しい時期、体調が悪い時期、子育てで余裕がない時期。セックスをしない時期があっても、それは関係が終わったということではありません。
| しない時期にできること | 例 |
|---|---|
| ふれあいを続ける | 手をつなぐ、ハグ、くっついて眠る |
| 会話を続ける | 「ありがとう」「好きだよ」を伝える |
| ふたりの時間をつくる | 月に一度のデートなど |
セックスレスに悩んでいるときは、「セックスレスの定義は?」「レスを話し合うときの言い方」も読んでみてください。
よくある場面と考え方
マンネリを変えようと、思い切って新しいことを提案したら、相手に「今のままでいいじゃん」と言われて、それ以上言えなくなった。そんなこともあるかもしれません。相手が変化を望んでいないときは、無理に押しつけないことが大切です。ただ、自分が物足りないと感じている気持ちは、なかったことにしなくていいんです。「今のままも好きだけど、たまにはちがうこともしてみたいな」と、今を肯定しながら伝えてみてください。
いきなり大きく変えるより、一緒にお風呂に入る、いつもとちがう時間にする、など、小さな変化から始めるほうが、相手も受け入れやすくなります。
マンネリを感じたときに、自分の気持ちを見つめる
| 問いかけ | 考えたいこと |
|---|---|
| 何が物足りないのか | 刺激・時間・ふれあい・会話 |
| 相手への気持ちは変わったか | 好きな気持ちはあるか |
| 生活に余裕があるか | 疲れ・忙しさ |
| 自分はどうしたいか | 変えたいのか、今のままでいいのか |
物足りなさの理由が、セックスそのものではなく、生活の疲れや会話の少なさにあることもあります。
変化を楽しむ気持ち
マンネリを変えることを、「何か新しいことをしなきゃ」という義務にしないでください。ふたりで小さな変化を楽しむ、うまくいかなくても笑う。その気楽さが、関係を新鮮に保ってくれます。完璧な工夫より、一緒に試してみようとする気持ちのほうが、ずっと大切です。
よくある疑問
マンネリを解消しようとして、相手に引かれたらどうしよう
いきなり大きく変えるより、小さな提案から始めると安心です。相手がいやがることは、無理にしないでください。
マンネリは、浮気のきっかけになる?
マンネリが関係に影響することはあり得ます。だからこそ、ふたりで話し合い、工夫できる関係が大切です。
相手が変化を望んでいない
相手が今の形で満足しているなら、無理に変える必要はありません。自分が物足りないと感じていることは、落ち着いて伝えてみてください。
子どもがいて、ふたりの時間がない
子どもが寝たあとの短い時間、預けられる日のデートなど、ふたりの時間を意識してつくってみてください。セックスにつなげなくても、ふたりの時間があるだけで関係は変わります。
マンネリを感じるのは、相手を好きじゃなくなったから?
そうとは限りません。好きな気持ちがあっても、慣れからマンネリを感じることはよくあります。
新しいことを試すのがこわい
いやならやめる、と決めてから試せば安心です。小さなことから始めてみてください。
相談できるところ
| 悩み | 相談先 |
|---|---|
| ふたりで話し合えない | カウンセリング・夫婦カウンセリング |
| 性欲や関心の差 | カウンセリング |
このページのポイント
- マンネリは関係が安定している証拠でもある
- 時間・場所・順番を少し変える
- 今を否定せず、提案の形で
- しない時期があってもいい
まとめ
マンネリは、関係が安定している証拠でもあります。時間帯や場所、順番を変える、一緒にお風呂に入る、服装を変える、挿入しない日をつくる。小さな変化で、ふれあいは新鮮になります。話し合うときは、今を否定せず、「もっと楽しみたい」という形で。しない時期があってもいいんです。ふれあいと会話を続けていけば、関係は育っていきます。小さな変化を、ふたりで楽しんでください。完璧な工夫は必要ありません。